砂糖よりも甘いけど、太りにくいというキャッチフレーズで爆発的に人気になったアガベシロップ。口にしたことはないけど、耳にしたことがある人は多いのではないでしょうか。本当に太りにくい甘味料であれば、これほど嬉しいことはないですよね。

今回はアガベシロップとはどのような甘味料なのか、またどんな栄養が含まれてどんな効能がるのか紹介していきます。名前を聞いて興味のあった方はぜひ参考にしてください。

アガベシロップとは

アガベシロップとはメキシコのアガベ、日本語ではリュウゼツランから作られるシロップです。このリュウゼツランはお酒のテキーラの原料ともなっています。山火事で焼けたアガベから甘い匂いがすることから、アガベに糖分があると偶然発見されました。

アガベシロップの甘味は果物などに甘味である果糖によるもので、砂糖よりもより甘味を感じる特徴があります。砂糖よりも甘いにも関わらず、食べ物の血糖値の上昇しやすさを表す「gi値」が低いことから、インスリンの分泌を抑えてダイエット効果があると話題になったのです。インスリンが過剰分泌されないため、糖尿病の方でも口にしやすい甘味料として人気を博しました。

アガベシロップの美容健康効果

アガベシロップの美容健康効果

アガベシロップの効能で最も着目したいのは、大腸に糖質を届けることで腸内の善玉菌である「ビフィズス菌」を増やしてくれことです。通常の甘味料にふくまれる糖質というのは、大腸に届く前に小腸で吸収されてしまうため、大腸にまで届かないのです。

ではビフィズス菌が増えるとどのようなメリットがあるのでしょうか。まずは、ビフィズス菌によって腸内が酸性に保たれるので、悪玉菌の繁殖を防いでくれます。蠕動運動(腸の中の便を外に追い出す動き)も促すため、便秘も防いでくれます。腸美人は肌美人というように腸内環境がよくなれば、美肌効果も期待できます。余計な脂肪を分解する力もあるため、ダイエットに効果的です。

他にも免疫機能を調整してくれるため、身体の外から入ってくるウイルスなどから身体を守ってくれます。それだけでなく、大腸がんの予防にもなるため、美容だけでなく健康効果も大いに期待できます。

摂りすぎには注意

メリットばかりに注目されるアガベシロップですが、もちろん摂りすぎには注意が必要です。GI値が低く、血糖値を上げないということは、その分肝臓で分解しなければならず、肝臓に負担をかけてしまいます。短期的にはダイエット効果を期待できるアガベシロップですが、過剰摂取が続くと肝脂肪が増えて、メタボリックシンドロームや生活習慣病を引き起こす危険性も高いのです。

またアガベシロップは砂糖などに比べて、食物繊維やミネラルなど糖質以外の成分が豊富と謳っている製品もありますが、熱処理や化学処理の間でそこまで大量に残っているわけではありません。確かに砂糖よりは多く含んでいますが、全体的にみれば誤差の範囲です。甘味料として摂る分には問題ありませんが、他の栄養素を期待して摂るのはおすすめしません。

アガベシロップを選ぶならオーガニックのものを

砂糖と比べてメリットもデメリットもあるアガベシロップは、特別視することなく甘味料の一つとして捉える分には問題がありません。しかし、アガベシロップを購入する場合には、オーガニックの製品を選びましょう。

急激に人気になったアガベシロップは、さまざまな事業者が販売を始めました。アガベシロップの原材料であるアガベは、製品として使えるまで育つのに5年はかかるため、悪質な業者の中には他のシロップを混ぜたり、ひどい場合には水で薄めている製品も出回ったのです。そんな悪徳業者のせいで、一時はアガベシロップが身体に悪いとまで言われましたが、しっかり製品と摂取量を守れば決して身体に悪いものではありません。

信頼できる業者の、純度100%のアガベシロップを選びましょう。