糖質ダイエットの流行で、ダイエットの天敵のように扱われる炭水化物。炭水化物好きにとってはたまらないですよね。

しかし炭水化物も冷やして食べるとダイエットのプラスになることをご存知でしたか?今回は冷やした炭水化物の魅力を紹介していきます。

糖質ダイエットの天敵、炭水化物

まず、なぜ炭水化物を食べると太ってしまうのかそのメカニズムを紹介していきます。

炭水化物はなぜ太る?

炭水化物は食物繊維と糖質で構成されており、食べた後体内でブドウ糖という物質に分解されます。このブドウ糖は脳の唯一のエネルギーであると同時に、肝臓にグリコーゲンとして貯蔵されていきます。溜められたグリコーゲンは、血糖値の低下に伴い肝臓から放出され血糖値を一定に保ってくれる、ストック可能なエネルギー源なのです。

炭水化物

肝臓に溜められたグリコーゲンが使われて、常に余裕があればいいのですが、溜めても使わなければ許容量をオーバーしてしまいます。肝臓に貯蔵できるグリコーゲンは100g程度と言われており、それ以上に摂取したブドウ糖は脂肪として体内にため込まれるのです。

これが太るという現象で、糖質制限ダイエットはこの現象を回避し、逆に脂肪としてため込んだブドウ糖をエネルギーとして使える体質に変える効果があるのです。

注目するのはGI値

炭水化物が太るとされるのはブドウ糖として体内にため込まれるからだけではありません。実は炭水化物もたんぱく質も1g当たりのエネルギーにはほとんど変わりはないのです。

炭水化物が太りやすいのは、血糖値の上昇を起こしやすいからです。ものを食べれば血糖値は上がるものですが、何を食べるかによって、血糖値の上がるスピードは異なります。このスピードのことを「GI値」と呼びます。

血糖値が急激に上がると、血糖値を下げるためにインスリンというホルモンが分泌されます。インスリンは血液の中の糖をエネルギーに変えることで血糖値を下げようとするのですが、使われなかった分は中性脂肪として蓄えられるのです。そのためインスリンは別名「肥満ホルモン」とまで呼ばれるようになりました。

つまり同じカロリーのものを食べてもGI値が高いほど太りやすく、70以上の以上の食材は血糖値を上げやすいとされています。そして炭水化物の多くがGI値が高いために、糖質ダイエットで避けられているのです。

炭水化物も冷やすとダイエットの味方

太る食品として扱われる炭水化物ですが、冷やすことで太りづらくなると最近注目を集めています。

炭水化物ダイエット

摂取カロリーを抑えるレジスタントスターチ

実は炭水化物は冷やすことで、物質が変化することが発見されています。炭水化物に含まれるでんぷんが、レジスタントスターチ(難消化性でんぷん)という物質に変化し、太りづらくなると注目を浴びているのです。

レジスタントスターチは通常のでんぷんに比べ、体内で消化されづらく、カロリーとして吸収されづらくなるのです。食品そのもののカロリーは変わりませんが、吸収されるカロリーが変わるなんて不思議ですね。

腸内環境を整え、便秘解消の効果も

レジスタントスターチは摂取カロリーを抑えるだけでなく、腸内で発酵し善玉菌を増やし、悪玉菌を減らす効果もあります。腸内環境を整えてくれるため、便秘を解消してくれる働きもあるのです。便秘で悩む女性にとっては、冷やすだけでこんな効果が得られるなら嬉しいですよね。

一度4℃以下に冷やせば、常温でも効果が持続

ではどれくらい炭水化物を冷やせばいいかというと、約4℃でレジスタントスターチに変わると言われています。嬉しいのは室温くらいの温度に戻しても、その効果が持続する点です。冷蔵庫で冷やして常温に戻しておけば、おいしく食べれてダイエット効果も得られます。ただし、電子レンジでチンするのは控えましょう。

ダイエット中でも美味しいお米を食べよう

炭水化物と聞いて日本人が一番最初にイメージするのがお米だと思いますが、お米も冷やせばダイエット中でも食べられるのです。冷えたお米は美味しくないと思っている方もいるかもしれませんが、いいお米は冷えてもおいしいものです。

特にこだわって作られた有機栽培のお米は冷えても、温かいお米に負けず劣らずの味です。有機栽培の米を宅配してくれるサービスをまとめたので、興味のある方は下記の記事を参考にしてください。

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