最近また、「デトックス」という言葉をよく耳にするようになりました。

デトックスとは英語で「解毒」の意味。体内の有毒物・老廃物を排出することによって健康になろうという、健康法の一つです。デトックス効果をうたった健康補助食品や食事法、運動法、入浴法などは数多くあります。

今回はすっかり身近な言葉となった「デトックス」についてもう一度考え直すとともに、デトックスに最適な栄養素やオーガニック野菜を紹介します。オーガニック野菜とデトックスで健康的な生活を送りましょう!

汗をかくこと=デトックスではない?

サウナ

サウナ、ホットヨガで汗をかくことが「デトックス」というイメージを持っていませんか?実は、汗によって体内から毒素が排出されることはほとんどありません。

大量に汗をかくと爽快感がありますし、「毒素が排出された!」と感じるかもしれませんが、実際は汗に体内の毒素はほとんど含まれていないんです。

汗は主に水とミネラルで構成されています。そのなかには様々な有害物質も含まれますが、それはごくわずかな量にすぎません。例えば、2リットルの汗で排出される毒素は全体の1%未満です。

デトックスのために着目するべきは「便通」!

デトックス

毒素の多くは脂肪に蓄積されています。体内の毒素の排出先の約75%は便、約20%は尿。ちなみに、汗は約3%、髪、爪はそれぞれ約1%です。

デトックスのためには、毒素を最も多く排出している「便」に着目することが重要なんです。

カギは「定期的な便通」

便は体内の毒素の多くを排出しています。便秘で大腸のなかに長時間にわたって便が留まると、大腸壁から水分が吸収されるタイミングで毒素も一緒に吸収されやすくなります。そうすると、排泄されようとしていた有害物質が血中に戻ってしまうことに。

毎日の定期的な便通がデトックスの要なんですよ。

腸内環境を整える

便秘の予防や定期的な便通のためには、腸内環境を整えることが重要です。

腸は老廃物を排出する器官。この腸の環境を整えるためには、油ものを控えめにして悪玉菌の発生を抑制する、食物繊維を積極的に摂取して善玉菌を活性化させるなど、食生活に気を配ることが大切です。

デトックスのために食べたいオーガニック野菜

スライスオクラ

デトックスで重要なのは、腸内環境を整えること。役立つ栄養素はずばり「食物繊維」です。

食物繊維は、腸のぜん動運動を活性化させたり、便のカサを増やして排便を促したりする働きを持っています。大腸でビフィズス菌などの善玉菌を活性化させるチカラもあります。

腸内環境には善玉菌、悪玉菌、日和見菌のバランスが大きな影響を与えています。この善玉菌が活性化した状態をつくることで、腸内環境を整えることができるんです。

食物繊維の多い野菜

食物繊維はさまざまな野菜に含まれていますが、そのなかでもデトックスにオススメな野菜がこちら。

  • オクラ
  • モロヘイヤ
  • 里芋

これらの野菜は俗に「ネバネバ野菜」とも言われていますね。このネバネバは「糖タンパク質」と「水溶性食物繊維」の2種類に分けられますが、「水溶性食物繊維」には大腸で発酵、分解されて大腸内のビフィズス菌を活性化させる作用があるんです。

オクラやモロヘイヤなどは特に手軽に調理できる野菜。スムージーなど生のまま調理することも多いと思いますので、オーガニックなものが良いでしょう。

オーガニック野菜でデトックス!

オーガニック野菜

先ほど紹介した野菜だけではなく、きのこやさつまいも、ごぼうなど、多くの野菜に食物繊維は含まれています。季節のオーガニック野菜を積極的に食卓に取り入れることが、デトックスへの第一歩になるはずですよ!