エンプティーカロリーという言葉を知っていますか?おそらく数年前までは馴染みのなかった言葉ですが、食文化の発達と同時に使われるようなった言葉ではないでしょうか。今回は現代の食生活においての問題を踏まえながらエンプティーカロリー食品とはどんな食品なのか、その危険性について詳しく解説します。

現在の食生活の問題点

ドーナツ
現在、食文化の発達により欧米などから肉やファーストフード、見た目が可愛らしい甘いお菓子など様々な食べ物が日本にももたらされるようになってきました。近年は飽食の時代であり食べ物に困ることはありません。しかし、それにもかかわらず栄養失調や病気が増えています。
若い女性に多い痩せ傾向により、極端に食べなかったりカロリーの低いものばかり食べることや子供に甘いお菓子ばかり買い与えること、ファーストフードなどの外食ばかり食べることとなどからくる精神的変化も問題です。

これらは飽食の時代だからこその問題点であり、より一層栄養バランスを考えて食べることが大事なのではないでしょうか。

エンプティーカロリー食品とは

キャンディ
エンプティーカロリーを直訳すると空のカロリーとなりますが、カロリーがない食品というわけではありません。エンプティーカロリー食品とは栄養素をほとんど含まない食品、つまり栄養素は空っぽなのにカロリーだけはあるという食品のことです。

エンプティーカロリー食品は食物エネルギーから固形脂肪や添加された砂糖以外の栄養素が少ない、もしくは全く入っていないのでビタミンやミネラル、食物繊維などが不足しています。ドーナツやケーキなど市販の甘いお菓子やスナック菓子、アルコール、炭酸飲料などが主に挙げられます。

エンプティーカロリー食品のデメリット

ポテトチップス
近年では太っていても栄養失調症と判断される場合も多く、エンプティーカロリー食品ばかりを食べていると太りやすくなってしまいます。
そのメカニズムは、栄養素がないのにカロリーだけを摂取することで体が栄養失調状態になってしまいます。それを受け栄養を摂取するように脳から指令が出ます。そうなることにより食欲が増進したり過食状態になってしまいます。代謝も悪くなり結果、太りやすい体質になってしまうというわけです。
ダイエットしたいのに間違ったダイエットをすることで太りやすくなり、また同じようなダイエットを繰り返すと摂食障害やうつになる危険性もあり注意が必要です。

さらにエンプティーカロリー食品の影響は子供にも及んでいます。2014年の文部科学省の調査では小学生の暴力行為が7年前より3倍に増え、今もなお「キレやすい子」が増加しているという結果が出ています。どのような経緯でキレやすい子を生み出すのでしょうか。
まず砂糖や添加物がたくさん入ったお菓子を食べることにより血糖値が急上昇し、これを受けてインスリンが分泌され血糖値を下げようとします。
血糖値が急激に下がることは、ブドウ糖をエネルギー源として機能している脳に悪影響となり、ぼーっとしたりやる気の低下に繋がります。
そうするとこの状態を改善させるために脳からアドレナリン(攻撃ホルモン)が分泌されるために攻撃的になってしまうということです。
またエンプティーカロリー食品を食べることで摂取したカロリーをエネルギーに変えるため体内の栄養素を奪うことになり体だけでなく精神状態にも悪影響となってしまいます。

間食をするなら何がいいの?

ベリー
カロリーも大事ですが、カロリーよりも全体の栄養素を考えることが最も大切です。間食=甘いお菓子というわけではありません。間食は食事の補助という位置付けで考えましょう。
例えば野菜や果物には体の組織を作ったり体の機能を調節する、ビタミンやミネラルが多く含まれています。栄養があり天然の甘みがあるものであれば体も脳も満足します。

そこでおすすめなのがドライフルーツやスムージーです。ドライフルーツであれば栄養がギュッと凝縮されていますし、かみごたえもあります。スムージーは野菜や果物の栄養がしっかり摂取できる上、液体状なので体が吸収しやすく負担になりません。

美容と健康に良いおすすめレシピ

簡単なスムージーレシピを紹介します。
材料
小松菜…2束
バナナ…1本
りんご…1/4個
水…100〜150cc

作り方

  1. 小松菜は洗って先を切り落とし適当な長さに切る。
  2. りんごは種と芯を取り除いて適当な大きさにきる。
  3. 全ての材料をミキサーなどで攪拌する。

オーガニック野菜で美味しく摂取しよう

スムージー
野菜や果物はオーガニック野菜を使うことで野菜や果物本来の甘みが楽しめます。慣行野菜よりもえぐみがなく水々しいものが多いのでおすすめです。野菜や果物を積極的に摂取するようにしましょう。食文化が発達している今だからこそ食生活を見直して自分に必要な食品を選べるようにしていけると良いですね。