名前はよく聞くけど、身体の中でどんな働きをしているのかよく分からないカリウム。実は不足すると、筋肉や細胞が死んでしまうケースもあります。普通に食事をしていれば不足することのない食事ですが、どんな食材に含まれているか気になりますよね。

今回はカリウムの働きや、どんな食材に含まれているか紹介します。高血圧などのリスクを下げる作用もあるため、気になっている人は参考にしてください。

カリウムってどんな栄養素

カリウムは主に私たちの細胞内の体液に存在しているミネラルです。塩分に含まれるナトリウムとともに、体内のさまざまなバランスを保っています。血圧の上昇を抑えたり、老廃物の排泄をサポートしたり、筋肉の収縮を促すなど、私たちの生活に欠かせない役割を果たしているのです。

カリウムはナトリウムと密接な関係を持っており、2つのバランスが重要になっています。このバランスが崩れると、細胞内の水分調整がうまくいかなくなり、細胞が破裂したり、逆にしぼんでしまうことになるのです。そのためカリウムとナトリウムは「ブラザーイオン」とも呼ばれ、協調しながら身体のバランスを保っているのです。

カリウムが不足するとどうなるの?

カリウム不足

カリウムは身体的な健康を担っている他、精神面の健康も担っています。そのため不足すると、脱力感や食欲不振になるだけでなく、イライラや不安感に襲われることもあるのです。

また筋肉の働きにも大きく関与しており、不足することで筋肉が痙攣したり、不整脈の原因にもなります。ひどい場合には呼吸するための筋肉をうまく動かせなくなって呼吸困難、四肢の筋肉を収縮できないことによる麻痺など、さまざまな症状に繋がるのです。

通常の食事をしていれば、不足する心配のないカリウムですが心配なのは夏です。カリウムは汗によって排泄されるため、汗の書きやすい夏にはカリウムが不足することもあります。夏バテによる倦怠感や食欲不振というのは、実はカリウムが不足することによって起きる症状なのです。

カリウムを過剰摂取した場合はどうなる?

逆にカリウムを摂りすぎた場合についても考えてみましょう。健康な人が食品からカリウムを摂取しすぎてもあまり心配することはありません。余分に摂取したカリウムは尿として排泄されるので、体内のカリウム量が増えすぎることはないのです。

しかし腎臓の働きが悪い人は、尿としてカリウムを排泄することができなくなって、体内のカリウムの量が増えすぎることもあります。カリウム濃度が高くなれば、脱力感や吐き気、しびれに襲われるほか、ひどい場合には不整脈や心停止を引き起こす可能性もあります。

腎臓の働きが弱い他、サプリメントでカリウムを取っている場合にもカリウムの過剰摂取になる場合もあります。心配な方は病院で検査を受けられるので、一度相談してみるのもいいでしょう。

オーガニック食材でカリウムを美味しく摂ろう

カリウム食材

カリウムは野菜や果物、魚介やナッツ類などさまざまな食材に含まれていますが、調理の仕方にはよってはうまく摂れていない場合もあります。カリウムは水分に溶け出しやすいので、加熱したりすることで損失されます。そのため出汁を使用したり、生で食べた方が効率的にカリウムを摂取できることになります。

オーガニック食材では出汁もおいしくとれるだけでなく、生で食べても美味しいです。どうせ食事をするのであれば、ちょっとした工夫で健康的な調理をしてみてはいかがでしょうか。