大根は11〜2月に旬を迎える冬の代表的な野菜の1つですが、スーパーなどでは通年販売されており、価格もそれほど高くありません。
様々な料理に使うことができる大根ですが、そもそも大根にはどのような栄養素が含まれているのかご存知でしょうか。

そこで、今回は大根に含まれる栄養素やその効果、大根を使ったレシピなどを詳しく解説していきます。

大根に含まれる栄養素

大根

大根は根の部分と葉の部分に分けられます。一般的に食す部分は根の白い部分ですが、この部分にはビタミンCや食物繊維が多く含まれており、特にビタミンCは中心部分より皮や皮の周辺部分の方が約2倍多く含まれています。
大根は95%が水分と言われているほど水分の多い野菜です。とてもヘルシーで低カロリーですが他の野菜と比べて栄養価もそれほど高くありません。

しかし大根の根の部分には酵素が多く含まれており、栄養素よりも酵素による効能や効果が高いといえます。大根に含まれている代表的な酵素はジアスターゼやカタラーゼ、オキシターゼなどです。また大根の葉の部分は根の部分よりも栄養価が高いとされています。

ビタミンCの含有量は葉の方が多く、根には含まれていないビタミンAも含まれています。カルシウムが多いことも特徴でカルシウムの含有量は小松菜と匹敵する量であり、ほうれん草の5〜6倍もあります。他にはビタミンB1、ビタミンB2、ナトリウム、カリウム、リン、鉄なども含まれています。

大根の栄養素から期待できる効果

大根

大根の酵素の1つであるジアスターゼはデンプンの消化酵素で、食べ物に含まれるデンプンの消化を助けて胃腸の調子を整え暴飲暴食による胃のもたれや胸焼けを緩和します。高い解毒作用もあるジアスターゼは胃炎や胃潰瘍の予防にも効果があるといわれています。
ただし、酵素は熱に弱く加熱すると失活してしまうので酵素の効果を実感したい場合は生で食べるようにしましょう。

大根には、デンプンの分解酵素以外にも蛋白質分解酵素であるプロテアーゼや脂質分解酵素のリパーゼも微量ながら含まれています。これらは酵素の力で肥満を予防できる上、デトックス効果のある食物繊維や低カロリーであることからダイエットにも効果的です。

また大根には辛味の成分であるイソチアシアネートが含まれています。この成分は胃液の分泌を促進したり抗菌効果、殺菌効果、デトックス効果、アンチエイジングに効果的で、すりおろしにすることで多く生成されます。

ちなみに栄養素の中で多く含まれているビタミンCは風邪予防やメラニン色素の生成を妨げシミやシワを防ぐコラーゲンを生成し美肌に導く効果があります。

大根を使ったレシピ

大根

大根の根は部位によって味に違いがあります。葉に近いほど甘みが強く先端は辛味が強いです。甘みが強い部分はおろしやサラダに、真ん中の部分は少し硬いのでおでんやふろふき大根に、先端の部分は炒め物や濃い味付けの料理がおすすめです。ただし、先端の方に酵素が多く含まれているので酵素の効果を期待する場合は先端をすりおろしにするなど生で食べることをおすすめします。ではここで大根を使ったレシピを1品紹介します。

酵素たっぷり納豆おろしサラダ

材料(1人分)
納豆…1パック
アボカド…1/2個
大根…5cm程度
しらす…適量
醤油…大さじ1/2
酢…小さじ1
板のり…適量

【作り方】

  1. 大根をすりおろし、アボカドは1cmほどの角切りにしておく。
  2. 納豆とアボカドを合わせ、その上に大根おろしをのせる。
  3. ②にしらすと醤油、酢を混ぜたものをかける。
  4. ③の上にのりをちぎってのせる。

酢の酸味が大根の辛さをまろやかにしてくれます。お好みで青じそやゴマなどものせてみてください。

オーガニック野菜で美味しく食べよう

大根
オーガニックの大根とその他の大根を比べてみると、オーガニックの大根はより土っぽい風味があるものもあるようです。しかしオーガニックの方がみずみずしくサラダにしても美味しいですし、加熱しても柔らかく味がよく沁みます。年中販売されている大根ですので、季節に応じて食べ方を工夫してみたり体調に合わせて食べてみてもいいですね。ぜひ参考にしてみてください。