食物繊維が豊富な野菜として知られているごぼうですが、食物繊維の他にどんな栄養素を含んでいるか、どんな効果があるかは知っていますか?
今回はごぼうの栄養素やその効果、ごぼうのおすすめレシピとともに栄養素を減少させない調理法などをお伝えします。

ごぼうってどんな野菜?

ごぼう
年中購入することができ、サラダや煮物など様々な調理法で食べることができるごぼうですが、ごぼうを食べるのは世界でも日本や台湾だけだと言われています。
中国ではもともと利尿作用などのある薬草として扱われていました。
日本では茨城県や青森県、千葉県などで主に生産されています。ごぼうの旬は主に11〜1月ですが、新ごぼうは5〜6月に出回ります。

ごぼうに含まれる栄養素

ごぼう
ごぼうに含まれる栄養素といったらなんと言っても食物繊維。5.7g/100gと野菜の中では群を抜いて含有量が高いです。食物繊維には水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の2種類がありますが、ごぼうはこの両方をバランスよく含んでいるのが特徴です。
ごぼうにはビタミンなどの栄養素はほとんど含まれていません。代わりにカリウムやマグネシウム、カルシウムなどのミネラルが豊富です。また必須アミノ酸であるアルギニンも多く含まれています。

ごぼうの栄養素から期待できる効果

ごぼうから得られる主な効果をいくつか紹介します。

便秘解消、腸内環境改善

不溶性食物繊維は、便のカサを増やして腸の蠕動運動を刺激することで、便秘解消につながる働きを持っています。
また水溶性食物繊維の働きにより、コレステロールを原料とする胆汁酸を吸着して排出する役割があるので、余分なコレステロールが排出でき、動脈硬化や脂肪肝、心筋梗塞などの予防効果が期待できると言われています。
ごぼうの水溶性食物繊維にはイヌリンという炭水化物が含まれていますが、このイヌリンは血糖値上昇抑制や腸内のビフィズス菌を増やし整腸作用を促してくれます。
さらにごぼうには、微量ながら善玉菌を活性化させる働きのあるオリゴ糖も含まれているため、腸内環境改善に役立ちます。

疲労回復

必須アミノ酸であるアルギニンは栄養ドリンクにも配合されている成分で、疲労回復や新陳代謝と肌のターンオーバーを促進し、美肌効果が期待できます。

むくみ、高血圧予防

水溶性食物繊維のイヌリンは利尿作用があります。カリウムも余分なナトリウムを排出し水分バランスを調節する働きがあるため、むくみ防止や高血圧予防に効果があると言われています。

ごぼうを使ったおすすめレシピ

筑前煮
ごぼうとこんにゃくの力で水溶性食物繊維効果もアップさせた1品を紹介します。

筑前煮

材料
ごぼう、人参、レンコン、しいたけ…各100g程度
こんにゃく…1枚
油あげ…2枚
だし汁…2カップ
醤油…大さじ2
みりん…大さじ2
油…適量
作り方
①野菜は一口大に切る。こんにゃくはアクを抜き油揚げは油抜きをしてから一口大に切る。
②①を油で炒め、調味料を加えて煮る。
ごぼうは皮に栄養が豊富に含まれているので、皮は剥かずにたわしなどで洗う程度にしましょう。
またごぼうを切った後、変色防止やアク抜きのために酢水にさらすことがあるかと思いますが、ごぼうのアクはポリフェノールなので、酢水にさらすと旨味も風味も逃してしまいます。アク抜きはせず、そのまま使用するようにしましょう。

オーガニック野菜でもっと美味しく食べよう

ごぼう
ごぼうは根を食べる野菜です。土の中で育つごぼうはどこか土っぽい風味を感じることがあるかと思いますが、オーガニックのごぼうであれば、よりごぼう本来の風味を感じることができるでしょう。
オーガニック栽培されたごぼうで、自然の恵みを感じながら味わってみてはいかがですか?