今回おすすめしたいオーガニックの野菜は、「キャベツ」。一玉に栄養がぎっしりつまっているキャベツは、忙しい現代女性にこそおすすめしたい食べ物なんです!
今回は、そんなキャベツの栄養素と期待できる効果、おすすめの食べ方まで幅広くご紹介していきます。
そもそもキャベツってどんな野菜?
キャベツは、古くから薬用の食材として用いられてきました。歴史的にも、その栄養価が広く認められていたようです。
原産種は「ケール」と呼ばれるもので一枚の葉っぱだったのですが、その後人の手が加えられたことによって現在の形に進化しました。
キャベツの種類
春キャベツ、冬キャベツ、レッドキャベツなど様々な種類があります。中でも春~夏にかけて収穫される春キャベツは、水分が多く葉が柔らかいという特徴があります。
押さえておきたい!キャベツの栄養素
キャベツに含まれる栄養素について、期待できる効果と合わせて詳しく見ていきましょう!
「ビタミンU」ーー胃を保護する
別名「キャベジン」とも呼ばれるこの成分。胃腸薬の名前にも使われているように、胃酸の分泌を抑え、胃の粘膜を保護する働きを持っています。夏バテで弱った胃腸のケアや、食べ過ぎ・飲み過ぎなどで食欲がないときにもぴったりなんです!
トンカツに添えられている山盛りのキャベツ。サクサク・熱々のトンカツと、シャキシャキ食感のキャベツは相性バツグンですよね。でも実は、脂の多い揚げ物の消化を助けるといった点で、きちんと理にかなっていたんです!
「ビタミンC」ーー美肌効果・疲労回復・ストレス対策
単色野菜の中でも、キャベツがトップの含有量を誇るこの成分。芯の周りに多く含まれているといわれています。
抗酸化作用による、女性に嬉しい美肌効果があるほか、疲労回復や免疫力向上などの効果も期待できるんです!
「ビタミンK」ーー止血作用
出血したときに、血液を固めてくれる効果を持つ栄養素がこちら。ビタミンKは出産時にも重要な成分なので、女性が積極的に摂るべき栄養素だといえます。
「カルシウム」ーー骨を強くする
骨を強く、丈夫にしてくれるカルシウム。先ほどのビタミンKと合わせて摂取することにより、さらに効果が高まります。
キャベツの食べ方
生で食べる
キャベツの栄養を丸ごと摂取するなら、生のまま食べるのがおすすめ!さっと洗ってから千切りにしたり、手でちぎってサラダで食べたりと、調理法が簡単なのも嬉しいポイント。
火を通す
火を通すと甘みが増すので、苦手な方でも食べやすくなります。かさが減る分、たっぷり食べられるという利点も。
ただし、ビタミンCなどの成分は茹でると水に溶け出ていってしまう性質があるため、スープにしたり、電子レンジで調理したりと、「茹でる」以外の調理法がおすすめです!
キャベツをおいしく食べよう!おすすめレシピ
先ほどご紹介したように、キャベツの栄養素を逃さないためには「生」で食べるのがおすすめ。
今回は、生のキャベツをおいしく食べられるレシピを伝授します。さっそくチェックしていきましょう!
野菜がたっぷり摂れる!キャベツのマリネサラダ
【材料】
- キャベツ
- お好みの野菜(キュウリ、ピーマン、トマト、玉ねぎ、リンゴなど)
- マリネ液(酢100ml、水50ml、オリーブオイル大さじ2、はちみつ大さじ2、塩小さじ1)
【作り方】
- 野菜を大きめに刻む
- マリネ液を入れて混ぜる
- タッパーやビニール袋に入れ、2時間ほどつけ込んだら完成!
キャベツを食べて美しく&健康になろう!
今回は、キャベツの栄養素や、おいしい食べ方についてお届けしました。スーパーなどで一年中見かけるキャベツですが、キャベツは葉野菜ですので、まるごといただくのであればオーガニックのものを選びましょう。
今回ご紹介したレシピなら、材料も少なく誰でも簡単に作ることができます。食感が楽しく、飽きずにたくさん食べられるので、野菜不足の方にもぴったりなメニューです。ぜひ参考にしてみてくださいね!