レンズ豆は西アジアを原産として、フランス料理やイタリア料理には欠かせない存在の食材。日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、実は栄養価が高く下茹でする必要がなく調理がしやすいことから扱いやすい食材として、最近は注目されているんですよ。

今回の記事ではレンズ豆の栄養素や効果や、レンズ豆を使ったおすすめレシピまでお話していきますね。レンズ豆は、いつもの食卓にオーガニック食品を取り入れていきたい方にもピッタリな、取り扱いがしやすい食材です。

レンズ豆ってどんな食材?

レンズ豆アップ
レンズ豆は世界で注目を浴びている、栄養価の高い食材なのです。どんな豆なのか詳しく見ていきましょう。
 

レンズ豆はたんぱく質や食物繊維、ビタミンB等栄養豊富!

レンズ豆には炭水化物が大部分を占め、次いでたんぱく質やビタミンBなど生活する上で欠かすことのできない栄養素が詰まっています。中でも注目したいのが鉄分と食物繊維、そしてビタミンB。鉄分はじゃがいもと比べて約23倍も含まれており、食物繊維はレタスやセロリなど食物繊維が多いといわれている食材の12倍ほど。

小粒のレンズ豆から鉄分や葉酸が豊富に摂取できるので、食物から多くの栄養を補いたい方はもちろんのこと、妊娠中や授乳中の女性に特に積極的に取り入れてもらいたい食材のひとつなのです。

レンズ豆は世界の5大健康食品に認定された食品!

アメリカの健康専門月刊誌である「ヘルス」にて2006年3月24日に、「世界の5大健康食品」としてレンズ豆(インド)が認定されました。レンズ豆の他には、日本の大豆、韓国のキムチ、スペインのオリーブオイル、ギリシャのヨーグルトが認定されています。

日本人にもなじみ深い大豆などの食品と肩を並べて認定された理由としては、脂質が少ないのに栄養価に富んでいて体を形成していく上で理想的な食品といえるからでしょう。少しでも「体にいいものを取り入れたい」というこだわり派さんには知ってほしい優秀すぎる食品なんです!!

カメラのレンズはレンズ豆から由来している!

平たい小粒の形をしたレンズ豆ですが、実はこの形状からカメラについているレンズはレンズと名付けられたそうです。レンズ豆はカメラのレンズよりも古い歴史を持っており、多くの人々の食生活に親しまれている食品です。

 

レンズ豆の知識を深めて、日常の食生活に取り入れよう!

茶・赤・緑レンズ豆

レンズ豆は複数種類があり、風味が違う!

レンズ豆の種類は、一種類ではなく複数種類があることはご存知でしょうか。レンズ豆は産地によって色が異なり、茶・赤・緑と3種類に分類されます。それぞれの色で、風味や適した料理というのが変わるんだとか。

茶レンズ豆は皮がついている状態の豆で、煮崩れがしにくいです。カレーやスープ、肉料理など幅広く料理に使われます。赤レンズ豆は皮をむいた状態の豆です。柔らかい食感なので火の通りがよく、スープや煮込み料理と相性がいいといわれています。緑レンズ豆は茶レンズ豆と同様に皮がついている状態です。付け合せやサラダ、ポタージュなどに使われることが多いようです。
この3種類の中では、特に茶と赤が主流となっています。

厳しい条件の元生育された、有機JAS認定を受けたレンズ豆が自然食品店などで販売されています。オーガニック栽培のレンズ豆は柔らかくて香りがいいものが多いので、より料理の風味を引き立ててくれることでしょう。ですので、購入される際は有機JASマークがパッケージについているか、是非確認してみてくださいね。

保存しやすく下ゆで不要な扱いやすい食材!

レンズ豆は乾燥した状態であれば、消費期限が長めに設定されていることが多いです。すぐに使う予定がなくても常備食材として手元に用意しておくことができるので、ちょっと具材が足りない時などにも活躍してくれることでしょう。

そして魅力的な点が下ゆでする必要がないということです。大豆などの豆類は、下ゆでをしてからでないと調理ができないものが多いのですが、レンズ豆に関してはそのまま料理に使うことができます。豆が平たいので時間をかけずに柔らかく煮込むことができるのが、忙しくされている方にも嬉しいポイント!

栄養がたっぷり詰まった豆なのに保存も長期間できて、調理もしやすいなんて、嬉しいことづくしの食材ですよね。

レンズ豆をつかったおすすめレシピ

レンズ豆のスープ

レンズ豆は3種類あることをお話しましたが、今回はぐつぐつ長時間煮込んでも煮崩れがしにくい、茶レンズ豆を使ったスープのレシピをご紹介します。寒い冬にぴったりの、具材がたくさん入っていてポカポカ体を温められるスープですよ。

レンズ豆の具だくさんスープ

材料(4人分)
オーガニックレンズ豆(皮あり)100g
ベーコン 2枚
たまねぎ 1個
人参 1/2個
じゃがいも 2個
トマト 1個

オリーブ油 大さじ1
固形スープの素 1個
塩・コショウ 少々
ローリエ 1枚
パセリのみじん切り 適宜
水 800ml

 

作り方
1レンズ豆はサッと水で洗いたっぷりの水に10分ほど浸し、時間が経ったらざるに上げておく。
2ベーコン、玉ねぎ、にんじん、じゃがいも、トマトはすべて8mm~1cmほどの角切りにする。
3鍋にオリーブ油大さじ1を入れて熱し、にんじん、たまねぎ、ベーコンと1の水切りしたレンズ豆を入れて中火で炒める。野菜がしんなりしたら水を800ml加えて水ゆでする。沸騰したらトマトとじゃがいもとローリエ、固形スープの素を入れ、弱火にして30分ほど煮込みます。
4塩こしょうで味を調えたら、器に盛り付けパセリを散らしたら完成です。

ポイント
均等な大きさに食材を切りそろえることで、火の通り方も均一になります。煮崩れしやすいじゃがいもは後から投入します。今回は野菜とベーコンを入れましたが、これにきのこ類を加えたり、ベーコンを鶏肉にしても美味しくいただけます。

 

レンズ豆を取り入れて、手軽に栄養を補おう!

茶・赤レンズ豆
下ゆで不要で手軽に扱うことができるレンズ豆。それでいて栄養をたっぷり補えるので、忙しくされている時こそ食事に取り入れたい食材ですよね。自宅にストックしておいて、使いたくなったら使うことができるのも魅力的です。オーガニック食品を食卓に取り入れたい方や日頃から食べものの品質にこだわりがある方は、購入する際有機JASマークがついているのを確認することをお忘れなく♪

是非食生活に取り入れて、たんぱく質やビタミンB等の栄養補給に活用してみてくださいね。