シャキシャキとした歯ごたえが特徴的なレンコン。煮物などによく使われますが、実は焼いたりすりおろしたりと調理法はさまざまです。

しかしレンコンに含まれる栄養素については、あまり知らない方も多いのではないでしょうか。今回は、レンコンの栄養価やその効果について詳しく解説していきます。

レンコンの特徴

ハスの花
レンコンはスイレン科ハス属の仲間です。蓮の地下茎が肥大化したもので、見た目が根のように見えるため、「蓮の根」から蓮根(レンコン)と名付けられました。

お正月のおせち料理にもよく使われるレンコンは、「穴が空いていて先の見通しが良い」という縁起をかつぐことで昔から親しまれています。

旬は11〜3月で、この時期のレンコンには甘みがあります。ただ、6〜9月ごろに出回るレンコンも、アクが少なくみずみずしいので生でも美味しく食べられます。

レンコンの原産国はインドや中国ですが、日本では茨城や徳島、愛知などで多く生産されています。

レンコンに含まれる栄養素

レンコン
レンコンの主成分はデンプンです。栄養素としてはビタミンCが100gあたり55mgほどと、レモン1個分に相当する量です。

野菜には珍しいビタミンB1やB2、ミネラルも豊富でカリウムやカルシウム、鉄、銅なども含まれています。

また、不溶性の食物繊維やポリフェノール類のタンニン、タンパク質の一種であるレクチンの含有量も多いです。

レンコンの栄養素から期待できる効果

レンコン
では、レンコンを食べることでどのような効果が期待できるのでしょうか。いくつか挙げてみます。

美肌、肌荒れ防止

豊富に含まれているビタミンCはメラニン色素の生成を抑えてくれるので、シミやソバカスの防止につながりますね。

皮膚や皮膚の粘膜を健康に保つ働きがあるビタミンB2によって、肌荒れや脂漏性皮膚炎、口内炎を防ぐ効果も期待できます。

便秘解消

レンコンに豊富に含まれる食物繊維は、腸の蠕動運動を促進して便秘を解消する作用を持っています。

また、不溶性食物繊維には体内の不要なコレステロールを吸着して一緒に排出する働きがあるので、動脈硬化や心筋梗塞の予防にも役立つようです。

美容効果

食物繊維が便通を良くし、体内の老廃物を一緒に排出してくれるため、デトックスにも効果が期待できます。

また不溶性食物繊維は噛みごたえがありますから、噛むことで満腹中枢が刺激されます。ダイエットに適した食材と言えるのではないでしょうか。

疲労回復、免疫力アップ

タンパク質の一種であるレクチンは、細胞を活性化させ免疫機能を高める働きがあります。

またビタミンCには白血球の力を強化して、体内に侵入するウイルスなどの病原体の排除にも一役買ってくれるため、免疫力アップにも期待ができますよ。

消炎止血作用

レンコンを切ったまま放置すると茶色く変色しますが、これはポリフェノールの一種であるタンニンが原因です。タンニンには消炎や止血といった作用があるため、胃腸のトラブルに良いでしょう。

また、レンコンをすりおろすとネバネバした状態になりますが、その粘性の正体はムチンという食物繊維。ムチンも傷ついた粘膜を修復し、胃炎や胃潰瘍の予防に効果を発揮してくれます。

レンコンを使った簡単レシピ

レンコンと牛肉のオイスター炒め

材料
レンコン、牛肉…各150g
オイスターソース…大さじ1
ニンニク…1片
米油(なければサラダ油)…適量
ごま油…少々

作り方
①牛肉は食べやすい大きさに切り、塩コショウで下味をつける。レンコンは3mm程度の薄切りにしておく。
②刻んだにんにくを油で炒めて香りが出たら牛肉をさっと炒め色が変わったらレンコンを加えてさらに炒める。
③オイスターソースをさっと回しかけ、火を止める直前に香りづけのごま油を垂らす。

オーガニック野菜でもっと美味しく食べよう

ハスの花
レンコンは土の中に埋まっているので、それを掘り出して食べます。直接土の影響を受けやすいレンコンには、土臭いような風味もありますが、オーガニック野菜なら安全にレンコン本来の味を楽しむことができますよ。

ぜひオーガニックのレンコンを食べてみてくださいね。