春と秋が旬のしいたけは、風味が良くて色々料理に使える食材です。そんなしいたけには、体に嬉しい栄養素がたくさん含まれています。そこで、しいたけの栄養素と期待できる効果や、美味しいしいたけの食べ方・選び方、しいたけのレシピなどをご紹介します!

しいたけの栄養素・期待できる効果

しいたけ2

しいたけには、ビタミンB群のほか、日光に当たると骨の形成を補佐するビタミンDに変化をする、エルゴステロールが多く含まれています。成長期の子どもや妊婦さんなど、骨を丈夫にしたい方にはうれしい栄養素です。

ミネラル・食物繊維が豊富でダイエットにも

そのほか、ミネラル・食物繊維も豊富に含まれており、腸の動きを活発にしたり、軟便にしたりする働きも期待できます。ダイエット中の方や便秘気味の方にもおすすめです。

免疫の活性化

しいたけにはレンチナンという成分が含まれています。
レンチナンは、免疫細胞を活性化させる働きがあると言われています。

血中コレステロール低下

しいたけには、血中コレステロール低下、血圧降下作用が期待できるエリタデニンが含まれています。

しいたけは干すと栄養価アップ!

干ししいたけ

しいたけに含まれるエルゴステロールは日光に当たると、骨の形成を助けるビタミンDに変化する特徴があります。そのため、生のしいたけでも食べる前に1~2時間ほど干すだけで、ビタミンDを増やし、栄養価をアップできます。
そのほか、干すと香り成分であるレンチオニンが発生する特徴もあります

風味も良くなり栄養価もアップできるため、ぜひためしてみてください。

干し方と注意点

干す場合は、ザルなどにカサの裏を上にして並べて、日当たりが良く風通しの良い場所に置く、または吊るしてください。

しいたけは高温で乾燥させると、うま味成分や香り成分が多くなります。そのため、市販の干ししいたけは電気を使って乾燥させています。さらに、天日干しをしても時間がたつと発生した栄養価が元に戻ることがわかっています。

そのため、干ししいたけでも食べる前にもう一度太陽にあてるのがおすすめです。また、生しいたけも一度に大量に干して保管するのではなく、使用する都度干しましょう。

美味しいしいたけの選び方

しいたけの選び方

しいたけは干して乾燥したものや生のものなど、いろいろな形で販売されています。そこで、生のもの、干したもの別で、美味しいしいたけの選び方をご紹介します。

生の場合

しいたけはカサがあまり開いていないものが美味しいといわれています。また肉厚なものも、うま味がギュッと詰まっておりおすすめです。カサの裏側が白色で、うっすらと膜があるように見えると新鮮です。

干して乾燥した場合

カサの開き具合や肉厚具合は生のものと共通しています。その他、干ししいたけはカサの裏側が黄色いものが新しく、古くなると赤っぽくなる特徴があります。新鮮な干ししいたけか判断したい場合はカサ裏の色を見ましょう。

しいたけの栽培方法も確認

「しいたけのオーガニック製品ってなかなか見かけない…」と思う方も多いのではありませんか?

実は、オーガニックしいたけというものはあまり流通していません。しいたけの栽培方法は、一般的に自然栽培の原木栽培をされた「原木しいたけ」と、人口栽培の「菌床栽培をされた「菌床しいたけ」の2つに分かれます。

原木しいたけと菌床しいたけ

菌床しいたけは、しいたけの菌をブロックなどに付けて栽培する人口栽培方法です。国内で流通しているしいたけのほとんどは菌床しいたけになります。コストが低く、年中栽培できることが特徴です。

一方、原木しいたけは木に菌を付着させて、木から直接生やして栽培する、自然栽培になります。原木しいたけは自然の森の中で栽培され、自然の栄養素をたっぷりと吸収して育つため、人口栽培にくらべ、肉厚で風味や色見が良い特徴もあります。

オーガニックを意識している方は、自然の力をたっぷりと含んだ、原木しいたけを選んでみてはいかがでしょうか。

栽培方法にこだわらず産地・生産方法も確認しよう

菌床しいたけでも生産者の方によっては、生産方法にこだわって作られている方もいます。「原木しいたけだから~」「菌床しいたけだから~」と選ぶのではなく、生産地や生産方法などを確認して購入するのがおすすめです。。

しいたけを使ったおすすめレシピ「しいたけの肉詰め」

しいたけの肉詰め

ここではとっても簡単にできる、しいたけのうま味とお肉のうまみがお互いに引き立たせ合う料理、しいたけを使ったレシピ「しいたけの肉詰め」をご紹介します!

用意するもの

  • しいたけ
  • 合い挽き肉
  • すりおろし生姜
  • 塩コショウ
  • パン粉
  • 長ネギ
  • 片栗粉
  • タレ(醤油・みりん・酒)

調理方法

  1. ネギをみじん切りにする。生姜をすり下ろしておく。
  2. しいたけ軸とカサに切り分け、石突きを切り落とす。切り分けた部分はみじん切りにする。
  3. みじん切りにしたネギ・しいたけ、卵、生姜、酒、しょうゆ、コショウ、パン粉を合い挽き肉と混ぜる。
  4. しいたけのカサに片栗粉をふる。
  5. 混ぜ合わせた合い挽き肉をしいたけに詰める。詰め終わったら再度片栗粉をまぶしておく。
  6. フライパンに油をひき、熱したら、肉詰めをした面から焼く。焼き色が付いたらひっくり返して蒸し焼きにする。
  7. タレを入れて、絡めながら水気がなくなるまで焼く
  8. お皿に盛り付けて完成!

しいたけは現代人にピッタリの栄養素が豊富

しいたけは、血中コレステロールを下げるなど、生活習慣病になりやすい現代人にピッタリの栄養がたっぷり入っています。また、骨の形成を助ける働きがある成分も含んでいるため、妊婦さんや、子どものほか、高齢者などにもおすすめです。食べる際は、忘れずに、軽く天日干しをしてから食べましょう。