縁起物として使われる里芋ですが、江戸時代までは「いも」といえば里芋を指すくらいポピュラーな野菜でした。今でも「じゃがいも」や「さつまいも」を連想する人の方が多いんじゃないでしょうか。

今回は里芋に期待できる効能や、美味しい里芋の選び方や食べ方を紹介します。あのネバネバが好きという方はぜひ参考にしてください。

里芋とは?

里芋は9~12月が旬の根菜です。中心の親芋から、子芋、孫芋と続いていく様子が子孫繁栄を表すことから縁起物として食べられるようになりました。
「タロ芋」という芋も聞いたことがある人もいるかもしれませんが、タロ芋は食用の里芋の総称のことです。

日本には古く縄文時代に入ってきたともいわれており、米を食べる以前から食べられていいたと言われるほど、日本人に馴染みのある野菜なのです。そして、意外にも長芋も山芋の一種なのです。

マンナンによる整腸作用

こんにゃくに入っていることで話題になった栄養素「マンナン」。里芋のネバネバした成分の一つなのです。
便秘改善の効果が期待できるほか、血糖値やコレステロールの上昇を抑える効果も期待できます。

ガラクタンで免疫力アップ

こちらもネバネバに含まれる成分の一つ「ガラクタン」。炭水化物とたんぱく質が結合されたものです。
糖分でできていますが、人の身体にはガラクタンを分解できる酵素がないため、脂肪として蓄積されづらい特徴を持っています。他にも免疫力をあげ、生活習慣病の予防効果が期待できるなど高い健康効果があります。

美味しい里芋の見分け方

里芋を選ぶ際は湿り気があり、縞模様がくっきり出ているものを選ぶといいでしょう。形はふっくらしており、触ってしっかり身が固いものの方が新鮮です。特に里芋のおしりのあたりを触ってぶよぶよしているものは避けましょう。

里芋の保存方法

里芋が泥付きのままであれば、泥を落とさずそのまま保存しましょう。低温と乾燥が苦手なので、新聞紙にくるんで冷暗所や段ボールなどにいれて常温で保存します。新聞紙を湿らせておくとより乾燥を防げます。

冷凍が苦手ですが、一度茹でてからの冷凍保存はより長期間保存できます。水で濡れていると、冷凍した際に里芋同士がくっつくので冷凍庫に入れる前に水分をふき取りましょう。

オーガニックライフにおすすめのブランド里芋

里芋のなかでもこだわりの生産者が作っているブランドを紹介します。

悪戸いも

山形で「幻のさといも」と呼ばれる高級さといもです。種は一般販売されておらず、門外不出と言われており、同じ地域でも年間6tしか生産されていない希少な里芋となっています。
食間はもちのようになめらかで、絹のようだと評するひともいるほど。全て手作業で作られており、大量生産では出せない細かい味を守っています。芋煮はもちろん、味噌汁やコロッケにしても絶品の一品です。

悪戸いも

鳩山農場のオーガニック里芋

埼玉県鳩山市にある「鳩山農場」で作られた里芋。実は埼玉県は里芋の生産が国内2位の名産地。手作業で害虫の卵をひとつ一つとるほどこだわって作られた里芋は、ねっとりとした食感が特徴です。通常スーパーで売られているのは子芋だそうですが、鳩山農場では最も価値があると言われる孫芋をいかに大きく育てられるかにこだわっているそうです。市販では食べられない孫芋を食べてみたいですね。

鳩山農場のオーガニック里芋

オーガニック里芋のネバネバで健康美人に

里芋の特徴といえばあのネバネバですが、こだわって作られた里芋ほど強くなります。里芋に重要な水の質と、まめな潅水によってねっとりとした食感が生まれます。里芋の美容健康効果もネバネバに含まれているため、こだわりのオーガニック里芋のネバネバを試してみませんか。