疲れやストレスなどで日々の睡眠に悩みを抱えている人も多いですよね。疲れているのに眠れなくて、また次の日も寝不足というループに陥っている人もいるのではないでしょうか。

睡眠の質を上げるために効果的な食材について紹介します。睡眠に問題を抱えている方は、ぜひ取り入れてみてください。

睡眠の質を高めるにはGABAがいい

睡眠の質を上げる成分として注目を集めているのがGABA。チョコレートに配合されたことで名前を聞いたことがある人も多いと思いますが、どんな成分なのか見ていきましょう。

GABAとは?

GABAとは天然アミノ酸の一つで、正式名称のγ-アミノ酪酸(Gamma Amino Butyric Acid)を略してGABAと呼ばれています。さまざまな効果が期待されているGABAですが、最も有名なのは「抗ストレス作用」。

興奮した神経を落ち着かせて、リラックスした状態にしてくれるのです。GABAが含まれているチョコレートも、ストレス対策をコンセプトに売り出していますよね。

ストレス社会の現代人はGABAが不足しがち

GABAは実は体内でも作り出されているのですが、ストレスを感じると、それに対応するためにどんどん消費されていきます。ストレスの多い現代社会では、多くの人がGABAが不足されていると言われ、一日30mgの摂取が望ましいとされています。

特に歳をとるとGABAを体内で作る量が減る上に、職場でも責任のあるポジションにつくなどストレスが増えてきます。日ごろからストレスが多いと感じる方であれば1日に50~100gは摂取した方がいいでしょう。

ストレス

GABAは寝ている間に最も生産される

ストレスを緩和するGABAは、睡眠時に最も多く生産されます。寝る前は少しイライラしたり、不安があっても一回寝ると案外、何事もなかったように思えるのはGABAのおかげといえます。

そのためストレスで悩んでいる人はいっぱい寝てGABAを生産しましょう、と言いたいところですが、眠れないから困っているんですよね。ストレスで眠れないからGABAが生産されず、余計ストレスに弱くなっていくという悪循環が生まれてしまいます。

そのため、まずはGABAを食品などから摂取して、ぐっすり眠れる環境を整えましょう。

日常生活でGABAを採り入れるには

ではGABAはどんな商品に含まれているのか見ていきましょう。

GABAを採るならキムチがおすすめ

最近のGABAの研究で、発酵食品、特に漬物に含まれる乳酸菌がGABAを作り出していることが判明しました。その中でも注目を集めているのがキムチ。スーパーでも乳酸菌入りのキムチをよく目にしますが、それらにはGABAが豊富に含まれています。

キムチの乳酸菌は熱に強く、鍋やキムチチャーハンにしても壊れないので料理のレパートリーも増えますね。1日50gほど摂取するだけでいいので、普段の食事の付け合わせ程度で十分です。

またキムチには辛さ成分であるカプサイシンが含まれており、身体を一時的に温めてくれます。一度上がった体温はその後下がっていくので、入眠するのにベストな状態を作れるのです。まさにキムチは眠りの質を上げてくれる食品といってもいいでしょう。

食べるタイミングは夕食

そんなGABAですが、摂取するタイミングが重要です。GABAの効き目はそう長くないため、キムチを食べるのであれば夜がおすすめです。特に寝る3時間前にキムチと夕飯を食べ終えておけば、胃腸も休まり、体温が徐々に下がった状態でベッドに入れるので、ぐっすり眠れます。

GABAによってストレスを緩和させているので、夕食から寝るまでの間に仕事をしないようにしましょう。せっかくのリラックスした状態が無駄になってしまいます。寝るまでのおすすめの過ごし方は入浴です。入眠の90分前に入浴することで、心身ともに寝るための状態が作れます。夕食から寝るまでの生活を気を付けて深い眠りを手に入れましょう。

キムチを選ぶときは無添加のオーガニックキムチ

健康のためにキムチを食べるのに、そのキムチに防腐剤や添加物が山のように入っていたら本末転倒ですよね。日本で売られているキムチの多くは添加物で漬け込んで、着色料で色付けしたものも多いので注意が必要です。使われている野菜はもちろんですが、味付けに使われている調味料も天然のものかしっかり確認してみましょう。近くのスーパーにオーガニックキムチが売られていない場合は、手作りしている店から取り寄せるのも手ですね。