現代人の多くが悩んでいる肩こり。ひどくなると黙っていても肩が痛くてたまりませんね。
肩こり解消のために、整体やマッサージに通っている方もいると思いますが、実は食事からも肩こり解消にアプローチできると知っていましたか。今回は肩こりのメカニズムと、肩こりに効く食材を紹介していきます。
肩こりってどんな状態
まず肩こりとはどんな状態なのかを見ていきましょう。
肩回りの筋肉が張ってこわばっている状態
肩こりとは肩周りの筋肉が疲労や緊張でこわばっている状態のことをさします。実は首から肩にかけては大小さまざまな筋肉が複雑に絡み合っています。重い頭を支えたり、可動域の広い肩関節を支えるために、肩周りは筋肉が集中しています。
筋肉が柔らかい状態であれば血液が流れますが、肩周りの筋肉が固まってくると、血液の流れが悪くなり、疲労物質なども発生しやすくなります。それらの老廃物が肩周りにたまると、神経を刺激し痛みとして感じるのです。
放っておくと頭痛の原因にも
肩の筋肉というのは首を通って頭の筋肉とも繋がっているため、肩がこると首はもちろん、顔や頭にも悪影響が出ます。首や頭の血行も悪くなり、頭痛や目の痛みの原因にもなるのです。
頭や目が痛くて薬などを飲んでも、肩こりが原因の場合は、肩をほぐさないと根本的な治療になりません。むしろ痛み止めは血管を収縮させて痛み成分が患部に届かないようにしているため、一時的に痛みは引いても、余計に血行が悪くなってしまうのです。
肩こりの原因はさまざま
肩が固くなる原因はさまざまで、原因と特定して治すのは大変です。仕事などに集中すると無意識に方に力が入ってしまい、気付くと疲れている人もいます。PCで仕事をすることが多い人は逆に目の疲れが肩に影響している場合もあるのです。
もちろん根本の理由から肩こりを解決したいと思いますが、仕事でどうしてもPCを使う人はいきなり環境を変えるのは難しいですよね。そのため、普段の生活に取り入れられることから始めましょう。
肩こりに効く栄養素はビタミンE
肩こりに悩んでいる人が採るべき栄養素はビタミンEです。では、どのような食品に含まれているのか見てみましょう。
アボカドが肩こり対策に最適
肩こり対策としておすすめしたいのがアボガド。先ほど紹介したビタミンEの他に疲労回復の効果が期待できるビタミンB1・B2も含まれているので、相乗効果も期待できます。またオレイン酸も豊富に含まれているので、血液をサラサラにして血の流れをよくしてくれる効果も期待できます。
1日に摂取したい量は1/2個。そのまま食べてもいいですし、サラダにちょい乗せもできるので、普段の食事に取り入れやすいのは嬉しいですね。
豚肉や焼きのりと食べて効果倍増
アボガドと一緒に食べると効果的なのが焼きのり。アボガドと同じく疲労回復効果のあるビタミンB1・B2が豊富に含まれているので、一緒に食べると相乗効果が期待できます。和風に味付けすればちょっとしたおつまみとして頂けます。
もう一つおすすめの組み合わせが豚肉です。豚肉は疲労回復食材として有名ですが、アボガドと組み合わせることで、さらなる効果が期待できます。アボガドを豚肉に巻いて焼くなど、料理のバリエーションも増えるので、ぜひチャレンジしてみてださい。
オーガニックのアボガドで食卓を豊富に
意識してアボガドを食べるなら、オーガニックにこだわってアボガドを選んでみてはいかがでしょうか。栽培方法にこだわったアボガドは実もしっかりしており、味が濃厚だとネット上でも評判です。オーガニックのアボガドはスーパーなどではなかなか手に入りづらいですが、宅配サービスを使えば手にいれやすいです。下記がオーガニックサービスに強みを持った宅配サービスをまとめた記事なので、興味のある方は参考にしてください。
アボガドで肩こりとおさらば
アボガドを食べ続ければ、約1~2週間ほどで効果を実感できる人が多いようです。アボガドは比較的手に入れやすいですし、生でも焼いても食べられるので、食卓に出すのが習慣にしやすい食材でもあります。ぜひ長期的にアボガドを食べ続けて、肩の重荷をおろしましょう。