かりんとうやわらび餅など、お菓子にも使われる黒糖。最近では黒糖ラテなども人気ですよね。

そんな黒糖には、体に良い働きをする栄養素がたくさん含まれていることをご存知でしょうか?

今回は黒糖の栄養素や効果についてご紹介します!

黒糖とは

黒糖
黒糖は、サトウキビの絞り汁を煮詰めて濃縮したもので、独特な香りを持つ黒褐色のお砂糖です。

主に沖縄県、鹿児島県で生産され、特産物として販売されています。

糖蜜を抽出せずに煮詰められているため、カルシウム、カリウム、鉄分などのミネラルを豊富に含んでいるんです。

白砂糖と黒糖の違い

白砂糖(上白糖)

白砂糖は、料理やお菓子に一般的に使われているお砂糖です。絞り汁から糖蜜を分離した分みつ糖と言われる種類のもので、ミネラルなどの栄養素が取り除かれています。

黒糖

黒糖には、純黒糖と加工黒糖の2種類があり、これらはさとうきびの全成分をそのまま煮詰めた含みつ糖と言われる種類のお砂糖です。

純黒糖は何も混ぜ合わせずに作られているため、栄養素が濃縮されています。一方、加工黒糖は純黒糖に粗糖などを混ぜ、成分調整されたもの。そのため、純黒糖に比べて栄養は劣りますが、一年中食べることができます。

栄養素

カロリーは100g当たり、上白糖384kcal、黒糖356kcalとあまり変わりません。しかし、黒糖に含まれているカリウムは、白砂糖のなんと約500倍。

そのほかにも、カルシウム240倍、鉄4倍、リン31倍と、黒糖はミネラルが豊富なんです。同じお砂糖ですが、栄養面では黒糖がかなり優れていると言えますね!

黒砂糖に期待できる効果

医者

生活習慣病の予防効果

黒糖に含まれるフェニルグルコシドは、糖の吸収を抑えると言われています。

また、ミネラルが豊富に含まれていることから、一般的な白砂糖などに比べて、糖質が吸収されにくいそう。そのため、血糖値の上昇を緩やかにする効果が期待できます。

他にもコレステロール値の上昇を抑えるといった作用もあり、生活習慣病の予防にも役立つと言われています。

疲労回復効果

糖分は摂取後すぐにブドウ糖と果糖に分解し、体内で吸収され、血糖値を回復するため、素早く疲労回復効果をもたらしてくれるとされています。

また、筋肉の修復に必要な栄養素といえばタンパク質ですが、糖類と一緒に摂ることで、効率よく回復できるとも言われています。

しかし、糖類には変わりがないため、摂取しすぎには注意してくださいね。

骨粗しょう症の予防効果

実は、黒糖のカルシウム含有量は牛乳の約6倍。カルシウムは骨や歯を作り、維持するために必要なミネラルです。そのため、骨粗しょう症の予防にも期待ができます。

血圧を下げる効果

カリウムは、黒糖に最も多く含まれているミネラルです。摂りすぎた塩分や余分な水分を排出してくれるため、血圧を下げたり、むくみの解消にもつながると言われています。

皮膚・粘膜を健康に保つ効果

黒糖に含まれるコクトオリゴが作用するのが、美容面。肌に潤いを与え、乾燥やかゆみを防いだり、メラニンの生成を防いでシミやそばかすを防止する効果が期待できます。

黒糖にも旬がある!?

黒砂糖
一年中売られている黒糖ですが、実は旬があります。サトウキビの収穫時期は12〜3月頃であるため、その季節が純黒糖の旬になります。

サトウキビ収穫後は、品質が低下しないように早めに製糖します。その収穫期につくられたものが旬の黒糖です。

一年中食べることのできる黒糖ですが、機会があればぜひ旬の黒糖を食べてみてください。

また、オーガニックの黒糖であれば、さらに安全で栄養たっぷりのお砂糖を楽しめますよ。

黒糖を活用して、健康に!

ミネラルを豊富に含み、さまざまな効果が期待できる黒糖。料理の際に白砂糖ではなく黒糖を使うことで、不足しているミネラルを食事と一緒に摂取できます。

また、黒糖は一般的な白砂糖に比べて分解吸収されにくく、腹持ちも良いと言われています。おやつや間食にも黒糖を使うのがおすすめ。

日常生活のお砂糖を黒糖に変えたり、黒糖を加えたりしてみてはいかがでしょうか?

参照:
黒糖及び、沖縄黒糖の定義
健康のことを考えるなら白砂糖より黒砂糖を!
白い砂糖の真実、そして三温糖との関係