かつて「油は高カロリーで身体に悪そう、太りそう」と言われていましたが、最近では「種類によっては、油は健康のために摂ったほうがいい」と言われています。良質な油は、健康と美しさを叶える必須栄養素になるのです。
そこで今回は、オーガニックライフを充実させるために知っておきたい、「食べる美容液」として注目されつつある亜麻仁油についてご紹介します。

亜麻仁油

亜麻仁油の特徴

亜麻仁油は、オメガ3系脂肪酸を含む良質な油です。オメガ3系脂肪酸は、体内で作ることができない必須脂肪酸と呼ばれています。特に、α-リノレン酸の含有量が豊富であることが大きな特徴です。脂肪酸の約55%をα-リノレン酸が占めているのです。
血液をサラサラにして、血中総コレステロール濃度を低下させ、中性脂肪を減らす働きがあります。また、しみの原因となるメラニンを抑制し、肌を若々しく保つためのセラミドを生成する効果もあると期待されています。
日本人に不足しがちな油なので、意識して日々のお食事に摂り入れるようにしましょう。

購入時のポイント

低温圧搾法・コールドプレス

ラベルに「低温圧搾法」「コールドプレス」と表示されているものをおすすめします。これらの表示がある油は、加熱せずに作られているため、栄養素の損失が少なく、酸化も抑えられています。

遮光瓶

油は光に弱いため、光を通さない遮光瓶に入っているものを選びましょう。透明のボトルに入っているものは酸化しやすいので、注意してください。

保存方法

  • 直射日光を避け、冷暗所で保存し、開封後は冷蔵庫に入れましょう。
  • 箱に入っていたら、箱に入れて保存することでより酸化しにくくなります。
  • 開封後、1〜2ヶ月で使い切ることをおすすめします。

亜麻仁油のおすすめ摂り入れ方

1日に必要な摂取量

適量は、1日に小さじ1杯(4g)ほどです。少量の良質な油を毎日のお食事に摂り入れることが、しっとりとした潤いのある美肌と身体の健康を叶える秘訣です。

「生」で食べましょう

亜麻仁油は酸化しやすいため、炒めたり揚げたりして加熱せず、なるべく非加熱の状態で、出来上がった料理やサラダの上からかけて食べることがおすすめです。ほかにも、パンにつけたり、スムージーなどに混ぜたりするなどして摂り入れるのもいいでしょう。栄養もまるごと摂れて、亜麻仁油の旨みをしっかりと味わうこともできますよ。

亜麻仁油を活用したレシピ

ここでは亜麻仁油を使った簡単に作れるドレッシングをご紹介します。
亜麻仁油ドレッシング

<材料>(2人分)

亜麻仁油・・・・・・・・小さじ2〜
にんじん(すりおろし)・・50g
旬の野菜・・・・・・・・お好みで
A
白ワインビネガー・・・・小さじ1〜
ブラックペッパー・・・・適量

<作り方>

① ボウルに、にんじんとAを入れ、混ぜ合わせる。
② 食べる直前に、亜麻仁油を加える。
③ お好みの青菜やサラダにかける。

にんじんのβ-カロテンと油の相性が良く、抗酸化力も高まります。オーガニックのにんじんを選び、皮ごとすりおろして、細胞壁を壊すことで栄養成分を効率よく抽出できます。オーガニック野菜であれば、安心して皮ごと頂くことができますよね。
また、亜麻仁油の素材にもこだわって、「有機」「オーガニック」と表示されているものを選ぶようにしましょう。

亜麻仁油のような良質な油は、細胞膜を構成する重要な栄養素です。「食べる美容液」を毎日のお食事に摂り入れて、ワンランク上のオーガニックライフを叶えましょう。