オーガニック女子のためのWebメディア「ベジ部」では、Web上に留まらずリアルなイベントを定期的に開催予定です。
今回はその第一弾、株式会社ピー・エス・インターナショナル様のご協力のもと、NYで流行中のオーガニックコーヒーブランド「JAILHOUSE COFFEE(ジェイルハウス コーヒー)」の飲み比べイベントを開催!
すでにオーガニックをライフスタイルに取り入れている方だけではなく、これからオーガニックを試してみたいという方まで参加していただき、それぞれが考える「オーガニック」についても話し合ってもらいました!
今回のメンバー
- なな
- やいちん
- まさこ
- tocco
- ごん
- えみ
- アミーゴ
- レイコ
南青山で個人サロンを経営する3児の母。子どもの健康はお母さんにかかっていると考えており、お母さんが子どもに実践できるアロママッサージ(100%オーガニック)を広める活動を展開。
Instagram:@nhouse_nanadays
女性に向けて沖縄のトレンドを紹介する、沖縄で大人気の地域密着型フリーペーパーの元編集長。現在は東京でOLとして働いており、美味しいお店と美容ケアに興味があるそう。
Instagram:@yaichin33
日本と海外を行き来している。様々なコスメブランドをプロデュースしている。現在は漢方を原料にしたサプリメントの展開に注力。
Instagram:@masako_jay
ネイルデザイナー。ネイルアーティストとして、大手コスメ・ファッションブランドのネイルチップデザインも担当。今後はアートやファッションの視点から美と健康にも関わっていきたい。
Instagram:@kanoanail
二児の母。子どものための無添加のお弁当を冷凍食品として販売できないかと考え、現在開発中。
Instagram:@ikeike.gongon
一児の母。出産を機に食育への意識が芽生え始め、オーガニックへの興味関心が高まっている。
株式会社ピー・エス・インターナショナルにて「JAILHOUSE COFFEE(ジェイルハウス コーヒー)」ブランドを担当。今回オーガニックコーヒーをご提供いただいた。
Instagram:@jailhousecoffeejp
ベジ部にてコミュニティマネージャーを勤める二児の母。プライベートでは「西麻布の母」の肩書きを持つ。
Instagram:@i_am_reico
JAILHOUSE COFFEE(ジェイルハウス コーヒー)って?
JAILHOUSE COFFEE(ジェイルハウス コーヒー)は、NY生まれのオーガニックコーヒーブランド。JAILHOUSEは日本語に訳すと「監獄」や「刑務所」を意味するので、一見オーガニックやコーヒーとのイメージにギャップを感じてしまいますが、そのネーミングには深い意味が込められているそうです。
JAILHOUSE COFFEE(ジェイルハウス コーヒー)を日本国内で展開するのは、株式会社ピー・エス・インターナショナルさん。もともとは美容系のブランドを複数扱っている企業で、代表的なものに「ポール・シェリー」や「トリロジー」などが挙げられます。そして今年に入って新たに扱い始めたのが、今回飲み比べをするオーガニックコーヒーであるJAILHOUSE COFFEE(ジェイルハウス コーヒー)。
なぜ今まで美容系のブランドが中心だったのに今回新たにコーヒーの輸入販売を始めたのかというと、ピー・エス・インターナショナルの理念として「美容と健康と教育」の3大柱があり、健康は表面からではなく内側から改善すべきではないかという考えがもともとあったからだそう。
そこで、コーヒーを日々の生活に取り入れている人は多いため、まずはコーヒーから始めてみようと考えたそうです。
さて、ではなぜコーヒーの名前に「監獄」や「刑務所」を意味する「JAILHOUSE」が使われているのかというと、それはこのブランドを立ち上げたロバートさんの想いが込められているから。「”オーガニックの加工品は味気なさがある”という固定概念を打ち破りたい」という彼の想いが込められたのが、このロゴマークであり、このネーミングになったとのこと。
今回は比較のために、市販されている一般的なブラックコーヒーと、4種類のJAILHOUSE COFFEE(ジェイルハウス コーヒー)を実際に飲み比べてみました!
「ノットギルティー デカフェネイテッド オーガニック」
まず最初は、日本で展開する4種類のフレーバーの中から唯一のデカフェ(=カフェインレスコーヒー)である「ノットギルティー デカフェネイテッド オーガニック」を試してみることに。
「オーガニックのデカフェです、というだけでマイナスなイメージを持たれることが多いので、まずは飲んでみてください。」と話すのはピー・エス・インターナショナルのアミーゴさん。実際の味や風味はいかがでしょうか?
最初に口を開いたのは自身でコスメブランドをプロデュースしているまさこさん。「デカフェっぽくなくて、普通に美味しい!オーガニックのデカフェってコーヒー感が薄れるイメージがあったけど、これは普通にコーヒーとして飲める」とのこと。普段はブラックコーヒーを飲まないというななさんも、「これは美味しく飲める」と高評価でした。
「デカフェのコーヒーってどうやって作ってるんですか?」と質問したのはベジ部スタッフのレイコ。たしかに気になりますよね。
アミーゴさん「コーヒーからカフェインを抜く方法はいくつかあるんですが、この「ノットギルティー デカフェネイテッド オーガニック」はまず緑の状態の実から取り出したコーヒー豆を水に浸して旨味成分を抽出するんです。その後にその豆を一度取り出して、カフェインのみを取り除くことができる特殊なフィルターにその水を通しています。その後に、そのカフェインが抜けた水に豆を戻すことで旨味成分や風味だけが豆に染み込んでいきます。これで、カフェインを抜いた状態の豆が出来上がります。
とても手間がかかっているんですが、この製法を取り入れることで自然に近い形のナチュラルなデカフェを楽しむことができるんです。」
ちなみに、1種類目のコーヒーを楽しんだ時点で、みなさん「市販のコーヒーはもういらないです」と口をつけなくなってしまいました……(笑)
「ブラジリアン ブレイクアウト オーガニック」
次に試したのは「ブラジリアン ブレイクアウト オーガニック」という種類。アミーゴさんいわく、こちらはドイツのオーガニック認証である「デメター認証」を取得している非常に珍しいコーヒーなんです。デメター認証というとコスメではたまに見かけますよね。でも食品でデメター認証を取得している商品ってなかなか無いそうです。ちなみにこちらのコーヒーは焼酎との相性が良いんですって!
「セーフハウスブレンドオーガニック」
3種類目は、やや深煎りされてナッツの香ばらしさがプラスされた「セーフハウスブレンドオーガニック」です。アミーゴさんいわく、日本に輸入を始めた4種類のうちで最もスタンダードなフレーバーなのですが、寒くなるこれからの季節にはナッツ系の香りや甘みがぴったりとのことで、毎日のコーヒーとしておすすめだそうです。
また、甘酒と合わせて飲むととても美味しいらしいので試してみたいですね。
「ジェイルバード ダークロースト オーガニック」
最後は「ジェイルバード ダークロースト オーガニック」で、こちらは苦味、酸味、甘み、香りのバランスが程よく取れていますがコクはやや軽いので、チョコレートやキャラメルのような芳醇な甘い香りと心地よい渋みを感じることができる、厚みのある味わいが特徴でした!
みんなが考えるオーガニックって?
「オーガニック」という言葉の定義は人によって若干異なることがありますが、「オーガニックを楽しみたい」「健康を維持したい」「いまよりきれいで居たい」という思いはみんな一緒では?
そこで、それぞれのオーガニックについてエピソードを交えながらお話ししてもらいました!
オーガニックを続けていると味覚が変化する?
オーガニックコーヒーを飲み比べている間に、ピー・エス・インターナショナルのアミーゴさんから興味深いお話を伺うことができました。
アミーゴさん「オーガニックコーヒーって1度飲んだだけでも美味しさが分かるんですが、2週間くらいこれを飲み続けてから地元の名古屋に帰っていつもの喫茶店でコーヒーを頼んだら、その独特の臭いにびっくりしたことがありました。今まで感じたことがなかったような、薬品のような後味を感じてしまったんです。その時、初めて自分の味覚の変化に気付きました。たぶんオーガニックを続けているうちに体に悪いものが感覚的に分かるようになったんだと思うのですが、その変化が楽しかったし、私自身もこれがきっかけでさらにオーガニックにハマりました!」
また、出産を機にオーガニックやナチュラルなものを取り入れていきたいと考え始めたえみさんは、「食品に関してはオーガニックのものを選んでも値段はそこまで変わらないので、スーパーに行って有機のものがあればなるべく選ぶようにしてます。でも、そもそもオーガニックのものが置いて無いお店の方が多いので手に入れられないんですよね」とのこと。
まさこさんも、「私はアメリカでの生活が長かったからか、たしかに日本では本当にオーガニックのものが少ないって思います。でも、スーパーで売られている農薬を使った野菜であっても美味しくないわけではないし、安心して食べられないわけではないから、なにがなんでもオーガニックのものを選ばないといけないという考えは持って無いんですよね。ただ、食べ物を選ぶ時は美味しいか美味しくないかは重視しているので、そうすると結果的にオーガニックなもの、ナチュラルなものに選択肢が絞られていくこともあります」という意見も。
「たしかにいくら体に良いと言われてるものでも美味しくなかったら食べたくないですよね(笑)」とレイコも納得の様子。
アミーゴさんは「製品を作る側からすると、製品のスペックをどれだけ高めるか、どれだけ質の良いものを作るかにこだわりがちだけど、もっと”楽しい”とか”かわいい”といったポイントからオーガニックに関わっても全然いいと思う」とのこと。
イベントを終えて
今回集まってくれた女性たちは、みなさん「結局はオーガニックなものであれオーガニックじゃないものであれ、自分に合う・合わないで選ぶべき」という共通の考えを持っていることがわかりました。
オーガニックは強制するものでもされるものでも無いし、一人ひとり体質も考え方も違うから正解は無いとのこと。
「いろんな人の価値観があるので、それを共有して一人ひとりが自分に合ったものを選択していける社会になったら良いと思う」というお話が聞けたところで今回のイベントは終了しました。
ベジ部は今後、カジュアルに、そしてファッショナブルに本物のオーガニックに触れる機会を増やしていくことで、みんなでオーガニックというものを楽しんでいければ良いと考えていますので、これからもオーガニックに触れる座談会やワークショップなどのイベントを定期的に開催予定です!
イベント情報はLINE@で発信していくので、今後のイベントに参加をご希望の方はぜひ登録をお願いします!
ご協力
企業名:株式会社ピー・エス・インターナショナル
住所:東京都港区芝浦3-14-6 バリュー芝浦ビル 5F
企業URL:http://www.ps-intl.co.jp/
会場
店舗名:CityBungalow
住所:東京都港区西麻布4-2-11
店舗URL:https://www.facebook.com/CityBungalow/