ケチャップやトマトジュースでおなじみの「カゴメ」。
スーパーやコンビニでも頻繁に見かける、馴染み深いカゴメで「有機トマト使用ケチャップ」や「有機ベビーリーフ」を販売していることはご存じでしょうか?
今回は、有機トマト使用ケチャップや有機ベビーリーフについて、カゴメのマーケティング本部に所属する佐藤慎哉さんと西田桂司郎さんにお話を伺いました。

カゴメの有機トマト使用ケチャップって?

カゴメ有機トマト使用ケチャップ

ーーまず、なぜ有機トマトを使用したケチャップの開発に至ったのかについて、経緯を教えていただけますか?

佐藤さん:実は、有機トマトを使用したケチャップは1998年からある商品で、そのときからパッケージを変えながら現在に至っています。1998年当時は、日本にオーガニックブームが起きていた時代で、各社さまざまなオーガニック製品を開発していました。そのような状況の中、カゴメも有機トマトを使用したケチャップを開発することになりました。約20年間も販売しつづけていますが、いまでも売り上げが伸びている商品です。

ーー有機トマト使用のケチャップには長い歴史があったんですね。いまも売り上げが伸びているとのことですが、健康志向のニーズが伸びていると感じますか?

佐藤さん:伸びていると思います。カゴメでは通常のトマトケチャップの他に「バリエーションケチャップ」として有機トマト使用のケチャップやリコピン強化のケチャップなどを販売しているのですが、健康志向の方々に多く購入していただいていると感じています。それらのケチャップは、特に60代くらいの健康を気にする世代の方や、小さなお子様を持つ方に人気です。

ーーオーガニックなものを取り入れるきっかけとして、出産や育児が関係しているという声もよく聞きます。

佐藤さん:そうですね。身近なスーパーでも売っている有機トマト使用のケチャップが、自身の体調や子供の健康に気を配る方に手に取っていただいているのだと思います。

ーーオーガニックが気になり始めたときに、身近なスーパーでオーガニック商品を手に取ることができるのは嬉しいです。ちなみに、有機トマト使用ケチャップの原料は通常の商品と何が違うのでしょうか?

佐藤さん:有機トマトは、通常のケチャップとはまったく異なるトマトを原料に使用しています。また、原料に含まれているタマネギも有機のものを使用しています。それだけではなく、通常製品よりも塩分を30%カットしているので、トマトのうまみを活かした味わいで、なおかつ健康志向の方にも喜んでいただける設計になっています。塩も精製塩ではないものを使用していて、にがり成分で味に厚みを出しています。

カゴメ佐藤さん

ーー塩も通常のケチャップと違うんですね。味や風味にも細かな違いがあるとのことですが、有機トマト使用ケチャップはどのような料理に合いますか?

佐藤さん:やはり、定番はオムレツやスクランブルエッグですね。オムライスにしてチキンライスにケチャップを使うのもおすすめです。炒めても、そのままかけたりつけたりしても美味しいのがカゴメのケチャップの特徴です。

ーーケチャップで炒めると香りが良くて美味しいですよね。

佐藤さん:最近ではスーパーでも海外産のケチャップを見かけるようになりましたが、海外のものはかける、つけるがメインの用途で、炒めることはあまり考えられていないんです。カゴメのケチャップは、日本人が洋食を食べ始めた頃から食卓に寄り添ってきました。だからこそ、料理にも使える、炒めたときに香りがたつ設計になっています。

ーー日本の食生活に合わせた商品が開発できたからこそ、私たちの生活にカゴメさんのケチャップが浸透していったのかもしれませんね。

佐藤さん:それでいうと、実はケチャップを醤油、味噌の代わりに使うことで減塩メニューにすることもできるんです。例えば、お味噌汁や豚汁に入れる味噌の何割かをケチャップに置き換えてみてください。意外と美味しくいただくことができるんですよ。他にはブリの照り焼きなどもおすすめです。減塩になるだけではなく、抗酸化物質として知られるリコピンも一緒に摂取できるので試していただきたいですね。

カゴメの公式レシピ:https://www.kagome.co.jp/ketchup/recipe/

ーー有機トマト使用ケチャップを、これからどのような方に届けていきたいですか?

佐藤さん:これから健康志向の方がさらに増えてくると思うので、その方たちの受け皿になっていきたいと思います。カゴメのケチャップは着色料、保存料を一切使用していないので、特に安心・安全に気を配っている、小さなお子様を持つ方に届けていきたいですね。そこからさらに一段階上の安心や安全を求める方には、ぜひ有機トマト使用ケチャップを届けていきたいです。

カゴメが野菜を?しかも有機って?

カゴメ有機ベビーリーフ
ーーありがとうございます。有機トマトを使用したケチャップについてお話を伺った流れで、次に2019年4月に発売開始されたばかりの有機ベビーリーフについてもお伺いしたいと思います。

西田さん:ご紹介いただいたように、有機ベビーリーフは2019年4月に発売開始されたばかりの商品です。商品の開発は2014年から取り組んでいて、やっと今年に発売開始することができました。

ーーこちらのベビーリーフは有機JASの認定を受けていらっしゃるんですよね。

西田さん:はい。生産自体は協力会社にお願いしているのですが、有機のベビーリーフはカゴメが求める品質基準に沿って熊本で栽培されていて、安心して美味しく食べていただくことができます。

ーーカゴメさんのベビーリーフの特徴は何ですか?

西田さん:葉がしっかりとしていて、食べやすいことです。土壌にもこだわっているので、えぐみも少なく、葉の味を楽しんでいただけます。季節に応じて一番良いベビーリーフを6〜7種類ほど選んで詰めているので、時期ごとの味や風味の違いも味わっていただきたいです。

カゴメ西田さん

ーーなるほど。ベビーリーフを使ったおすすめの料理はありますか?

西田さん:やはり、フレッシュに生のサラダで葉の味を楽しんでいただきたいですね。水で洗ってシャキッと戻ったベビーリーフにバルサミコ酢と塩をかけて、ハムと一緒に召し上がってみてはいかがでしょうか。ベビーリーフをレタスに混ぜてドレッシングでいただくのもおすすめです。

ーーやはりサラダでいただくのが美味しいんですね。

西田さん:もちろん、サラダ以外でも美味しく召し上がっていただけます。最近おすすめなのはピザです。焼きあがったピザにベビーリーフをのせるだけで、鮮やかな彩りや食感を楽しんでいただくことができます。

ーーとても美味しそうです。チルドや宅配ピザでも気軽に楽しめそうですね。

西田さん:忙しくても料理を頑張っていないと思われたくない方や、手軽に野菜を摂取したい方にもおすすめです。

ーーこれから有機のベビーリーフをどんな方に届けていきたいですか?

西田さん:忙しくても野菜を摂取したい方にベビーリーフを届けていきたいです。いまの日本人は1日の野菜摂取量の目安である350gに対して70gほど足りていないといわれていますが、カゴメとしては、その70gをケチャップや野菜ジュース、ベビーリーフで補う提案をしています。


(左:佐藤さん、右:西田さん)

編集部より

スーパーで気軽に手に入れられる点が魅力のカゴメの有機トマト使用ケチャップと有機ベビーリーフ。これらの製品を通じて、オーガニックを生活に取り入れるきっかけにしてみてはいかがでしょうか。

カゴメ株式会社について

創業以来120年、トマトなど自然の恵みを活かした商品を通して人々の健康に貢献。現在は「トマトの会社から、野菜の会社に」をスローガンに、日本はもちろん世界が抱えるさまざまな社会課題の解決を目指す。

ーーカゴメ株式会社公式HP:https://www.kagome.co.jp/