オーガニック食品に関わっている方にとって、「オーガニック」という言葉には様々な想いがあるようです。
「単に農薬を使っていない作物」だけではない、新しいオーガニックについて前回に引き続きニコウトレーディングの大友代表にお話を伺いました。

(参考)無農薬栽培にとどまらない、オーガニック食品を輸入販売する経営者が語る”オーガニック”とは(1/2)

“オーガニック”は、単に無農薬栽培の農作物のことではない

ーー大友代表が考える「オーガニック」について教えてください。

「オーガニック」って、「単に農薬を使っていない作物」のことだと思っている方が多いかもしれないんですが、私はそれだけじゃないと考えています。

農薬を使うと比較的簡単に野菜や果物を育てることができます。そして、当然なんですが農薬を使わなければとても手間がかかります。

育てるのに手間がかかって生産者の方の負担が増える分、僕たちのように製品の輸入や販売をする側の人間としては、できるだけ安く売ることだけじゃなくて、生産者の方にもしっかりと価値をお返ししたい。

「このくらい丁寧にアサイーやココナッツを育ててくれているんだから、それにふさわしいお返しをしますよ」という形で、人と人との繋がりを大切にしたいんです。

ーーそれってまさに”フェアトレード”ですよね

そうです。そして私はこのような「人と人との温かみのある繋がり」のことこそ「オーガニック」の本質だと思っています。
誰かが利益を得るために誰かが負担をしなければならない社会は嫌なんですね。

“オーガニック”って、日本語に直すと「有機的な」といった意味なんですが、私は価値あるものにちゃんと対価をお返しすることで人と人とが有機的に繋がる社会、それこそオーガニックだと思うんです。

オーガニック食品を輸入販売する経営者として、これから目指すこと

ニコウトレーディング大友社長

ーーこれから目指したいことはありますか?

「オーガニック」をもっと気軽に、そして手軽に楽しんで欲しいと思っていますし、それが当たり前になる文化を作っていきたいです。

たとえば、僕が小さい頃にはマンゴーってまだ家庭に全然浸透してなかったんですね。
でも今はスーパーに行けば簡単に手に入れることができる。マンゴーを使用した商品もたくさん出回っている。つまり、家庭に浸透しているということです。
僕も、オーガニック食品が当たり前のように家庭に浸透するような社会を目指していきたいです。

また、マーケティングリサーチ、ブランディングをする上で、日本とアメリカの架け橋的な存在になれればと思います。

ーーすでに取り組まれていることはありますか?

今までは海外の商品を日本に輸入、販売することが中心でしたが、今後は日本で作られたものを海外に輸出していきたいです。

その第一号としてこれから展開していくのが「キミノユズ」です。
これは柚子と水、そしてオーガニックのサトウキビのみを原料に作られた、柚子の風味をふんだんに感じることができる炭酸飲料です。
キャップを開けた瞬間に香る柚子そのものの香り、そしてさわやかな酸味とほのかな甘味は、まさに日本人によって作り出された商品といっても良いのではないでしょうか。

キミノユズ

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ニコウトレーディング株式会社は、オーガニック製品を中心に、フェアトレード認証製品、アマゾンなどの熱帯雨林の保護再生に取り組む企業の製品を海外から輸入、販売しています。

ニコウトレーディング株式会社
https://nikotrading.com/
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