「疲れた時には甘いものを」と聞いたことがあるように、家事や子育ての合間、仕事の合間など忙しい普段の生活の中で甘いものを欲することがありますよね。そんな時におすすめしたいものが「カカオ」が入った食べ物なのです。今回はカカオの知られざる効果やオーガニックカカオの選び方など、カカオについて詳しくご紹介します。

カカオとはどんな食べ物?

cacao
カカオとはカカオの樹になる果実の種子で、皆さんが知っているとおりチョコレートの主成分です。主な産地はコートジボワールやガーナ、インドネシアなどが挙げられます。カカオの樹の学名をテオブロマと呼びますが、これはギリシャ語のtheos=神とbrom=食べ物を合わせてつけられたもので、古代マヤ文明でカカオは「神様からの贈り物」「神々だけの食べ物」とされてきました。その時代カカオは万能薬として喉の炎症や毒消しなど様々な病気を治すものとして重宝されてきましたが、現代においてもカカオを原料とするチョコレートを食べると便秘解消やアレルギー症状の改善、美肌など魅力的な作用が報告されているのです。

カカオがもたらす魅力的な作用

古代マヤ文明には万能薬として重宝されてきたカカオですが、ここでは現代におけるカカオがもたらす様々な魅力を紹介します。

便秘解消

カカオに含まれるタンパク質をカカオプロテインと呼びます。カカオプロテインは食物繊維と同様に小腸で消化吸収されず大腸へ移動します。そこで善玉菌のエサとなり腸内の善玉菌を増殖させる働きがあるため、便秘を予防したり便秘解消に期待ができます。

高血圧予防

カカオに多く含まれるポリフェノールは、血管を拡張して血流改善が見られるため血圧を下げる働きがあります。

アンチエイジング

カカオポリフェノールには高い抗酸化作用が働き、活性酸素を除去してくれます。体内の老化を防止し肌へのダメージも保護してくれるため、美肌へと導いてくれるでしょう。

カカオは幸せな気分にしてくれる成分がたっぷり!

カカオには、ラブケミカルの異名を持つフェニルエチルアミン(PEA)と呼ばれる成分が多く含まれています。この成分は恋愛をしたときの感覚を呼び覚ます化学物質で、ハッピーな人の脳にはPEAが多く含まれているのです。またアナンダミドという神経伝達物質も多く含まれています。この成分はブリスケミカル(至上の幸福)という異名を持ち幸福感をもたらす物質として知られていますが、この物質は自然界に存在する食材のうち唯一カカオだけに含まれているのです。このほかにもカカオは幸せホルモンと呼ばれるセロトニンの脳内作用を高めてくれるので、精神状態を安定させ安心感に包まれたような気分にしてくれるのです。

オーガニックカカオの選び方

JASマーク
(出典:オーガニック認証センター
USDAマーク
(出典:NY Green  fashion)
日本で生産された有機食品には、有機JASマークが必ず印刷されています。これは、有機JAS規格に適合した生産方法が行われている商品にのみ登録機関から認証を受けられるものです。このマークがない商品において、有機やオーガニックと表示することは禁止されています。また海外の有機認証機関が認証した商品には、代表的なものでエコセールマークやUSDAマークが表示されています。最近ではカカオの加工品であるカカオパウダーやカカオバター、チョコレートなどを海外から輸入する方も多いので、これらのマークを意識しながら購入してみると良いですね。

オーガニックカカオでもっとハッピーに

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カカオがもたらす効果は、今回紹介したものだけでなくもっと多くの効果が解明されています。オーガニックのカカオやチョコレートを選ぶことで、より安心して食べることができてカカオの魅力を最大限に感じられることができるでしょう。オーガニックカカオを取り入れる生活を、今日からはじめてみませんか?