子どもの成長発達に欠かせないのが食事です。お母さんのお腹の中から産まれた瞬間から、子どもは生きるための食育がスタートします。
「こういう子どもに育ってほしいなぁ。」という感情は、親であれば誰にでも涌き出てくるものではないでしょうか。賢い子や穏やかな子など、理想の子どもに育てていくことの重要な役割の1つが食事です。
今回は、理想の子どもに育てるための食育法と取り入れたい食材と野菜を使ったレシピをご紹介します。

本物を見極める舌作りが賢い子を育て上げる

賢い子ども

現代は、様々な食品が流通しています。昔ながらの伝統的な製法が少なくなり、大量生産での食品が主流になってきています。そのため、加工の段階であらゆる安い原材料が使われ、本物に似せた食品が当たり前のように食卓に並ぶ時代となっています。
例えば、料理で言えばみりん風味調味料です。これは、本みりんで作る煮切りみりんのような奥深い味は出せません。コクや照りの具合も変わってくるため、仕上がりが全然違ってくるのです。

また、子どもが大好きなお菓子にも、マーガリンや還元水飴、トレハロースなどたくさんの危険な材料が使われています。子どもの舌は正直です。できることなら、安心安全な本物を食べさせていきたいものです。

食育とは子どもが自分で選ぶ能力をつけること

子供の食卓

食育と聞くと、バランスの良い食事や何でも食べる子どもに育てるといったイメージがあるのではないでしょうか。
しかし本来の食育とは、子どもが出されたものを単に食べるだけではなく、自分で選んでいく能力をつけることなのです。

つまり、食の自己選択能力をつけてあげることを指します。そのためには、赤ちゃんの頃からの舌づくりがとても大切になってくるのです。

ビタミン不足はキレやすい子どもになりやすい!

怒る子ども

人の身体は約60兆個の細胞からできており、日々新しくなっていきます。細胞が新しくなるためには栄養がなければなりません。特に重要な栄養素を五大栄養素といいます。五大栄養素とは、炭水化物、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラルのことを指します。
全てにおいて成長に欠かせないものですが、五大栄養素に含まれるビタミンを不足してしまうと、子どもの性格にまで影響を与えてしまうのです。

例えばビタミンB6の不足は、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンの分泌が減少します。そうなることで、イライラしやすくなり、キレやすい子どもに育っていくのです。
またビタミンCは、鉄分やカルシウムなどのミネラル作りに欠かせません。このように、ビタミンは子どもの発達にとても大切な役割があります。

積極的に摂りたいのはオーガニック野菜

オーガニック野菜

五大栄養素にも含まれるように、ビタミンは子どもの成長に欠かせません。野菜には、あらゆるビタミンが豊富に含まれています。

野菜は余すとこなく丸ごといただく

オーガニック野菜

調理方法に『一物全体』という言葉がありますが、これは一つのものを丸ごといただく、命をいただくということを指します。
野菜は皮をむいて調理しがちですが、実は皮にこそビタミンが豊富に含まれていることもあるのです。

食材からビタミンをはじめ、あらゆる栄養素を余すことなく摂取するためにも、オーガニック野菜を食卓に取り入れたいものです。

野菜は丸ごと!でも農薬まで丸ごと食べては危険!

畑

野菜は、皮ごと食べることで栄養を余すことなく摂取できる一方、農薬の心配があります。農薬を使って育てられた野菜には、皮にも農薬がついています。皮付きのままの野菜を食べると、この農薬まで体内に取り込んでしまうことになるのです。

そこでオーガニック野菜を使うことで、残農薬を気にせず、野菜を丸ごと食べてビタミンもしっかり摂取することができます。

忙しいママも簡単に作れる!オーガニック野菜レシピ

今回は、切ったら鍋にお任せ!栄養満点のパパっとスープをご紹介します。

野菜丸ごとオーガニックポトフ

ポトフ

〈材料〉
オーガニック人参    1本
オーガニックジャガイモ 2個
オーガニック玉ねぎ   1個
オーガニックキャベツ  1/3個
鶏の手羽元       5本
塩           適量
ココナッツオイルやギー 適量

〈レシピ〉

1、人参とジャガイモは乱切り、玉ねぎはくし切り、キャベツは1口大に切ります。

2、鍋にオイルを入れ、手羽元を炒めます。
焼き色が付いたら水を加え、野菜を入れて煮込みます。

3、塩で味を整えます。

〈人手間アレンジ〉

※煮込む際に、くず野菜(人参の芯、玉ねぎの皮、キャベツの芯など)を加えるとさらにコクが増します。
くず野菜は煮込んだところで、取り出してください。
さらに、煮込んだくず野菜をミキサーでペースト状にしたものを加えても美味しいです。
ペーストは、冷凍しておけばいつでも使えます。

〈料理のポイント〉

※オイルは脂肪になりにくい無臭のココナッツオイル、または、コクを加えるためにギーを使うレシピですが、お持ちのオイルでもできます。

※塩は、ブラックソルトを使うと、毒素を排出する作用があるので、より効果的です。

※手羽元は、長時間煮込むとホロホロになります。
また、骨付きの肉はボーンブロスが取れるので、ぜひ骨付きのお肉で作ってみてください。

オーガニック野菜で賢く子育て

ビタミンは子どもの成長に不可欠です。オーガニック野菜を使ったポトフの人参やジャガイモには、皮の方にビタミンが豊富に含まれています。是非野菜を丸ごと食べて、栄養を無駄なく摂取し、子どもの成長を楽しみましょう。