『オーガニック』最近ではよく聞くようになった言葉ですね。オーガニック製品は食べ物や化粧品だけではなく、衣類といった身に付けるものなど様々ありますが、今回はオーガニック野菜に焦点をおいて、オーガニック野菜の魅力について詳しく解説していきます。

オーガニック野菜は美味しいの?

オーガニック野菜
『オーガニック野菜は美味しい』『甘い』という話を聞いたことはありませんか? 何となくそういうものなのか、と認識している方も多いと思いますが、実は苦味があったり土っぽい風味があったりするオーガニック野菜も多いのです。

オーガニック野菜は化学肥料を使用せず栽培します。慣行野菜では肥料によって味を変化させ日本人が食べやすいように美味しく栽培することができますが、オーガニック野菜はそうではありません。いわばオーガニック野菜は素材の味をそのまま楽しむことができるのです。
また冬は特に味が濃く甘みが増すと言われています。水分が多いと冬の寒さによって野菜自体が凍ってしまうため、それを防ぐために野菜自ら水分を少なくかつ甘みを多くして野菜の品質を保とうとしているのです。さらにオーガニック野菜は自然に沿った栽培なので、旬の時期に必ず収穫します。よってそれぞれの野菜が一番美味しい時期に食べられることも魅力の1つと言えます。

オーガニック野菜の栄養価が高いって本当?

オーガニック野菜の栄養価
オーガニック野菜は慣行野菜に比べて栄養価が飛び抜けて良い、と思っている方も多いのではないでしょうか? でも実際はそうではないのです。野菜によってビタミンやミネラルなど多いものもありますが、全体的に見てみるとそれほど変わりはありません。

しかし、1つだけ明らかにオーガニック野菜の方が高い作用があります。それは抗酸化作用です。オーガニック野菜は基本的に化学肥料や農薬(一部使用できるものもある)を使用しないので、野菜自体が害虫から身を守ろうとして抗酸化物質を多く生産するため抗酸化作用の高い野菜に育つのです。

オーガニック野菜は安心、安全

オーガニック野菜の安全性
オーガニック野菜と無農薬野菜の違いを知っていますか? 無農薬野菜はその名の通り完全無農薬で栽培されますが、無農薬であるのは栽培する一定期間だけであって、以前までの田畑や使用する土壌の状態がどのような状態であったかは基準になりません。

一方オーガニック野菜は「2年または3年以上その田畑で化学肥料や農薬を使用していない」という条件の元で栽培されるので、より安全に野菜を栽培することができ、安心して食べることができます。また虫やミミズなどの死骸、生ごみなどが微生物によって分解された有機物が豊富な農作物が育ちやすい肥えた土であるので、自然の状態を生かした栽培ができ、そういった点では安心・安全であると考えられます。

オーガニック野菜を食べることは環境保全にも?

オーガニック野菜と環境
オーガニック野菜を摂取することで得られる最大のメリットは環境保全だと言っても過言ではありません。農薬を使い続けることによって、たとえば、元々その土壌に生息していた微生物や菌が住めなくなり正常な食物連鎖が崩れてしまうことで農作物が育ちにくい環境ができてしまったり、土壌が砂漠化してしまうこともあり得ます。
逆にいうと、オーガニック野菜を食べることでオーガニック野菜の生産性が高まり、正常な食物連鎖ができるので人間だけでなく動植物や微生物にとっても健全な自然環境が実現するのです。もちろん、野菜の生産者が農薬にまみれる心配もありません。
つまり持続的に農作物を栽培していくためにはオーガニック野菜を育てることも食べることも、とても大切なことなのです。

もっとオーガニック野菜に触れよう

オーガニック野菜とは自然の力を生かし、食材本来の生命力を引き出した栽培方法です。オーガニック野菜について知ることで、今よりもオーガニック野菜を身近に感じていただけたら嬉しいです。