春菊といえば鍋に入れて食べる野菜の1つとして定番の野菜ですよね。
独特なクセのある春菊は、香り成分にも栄養があるとても栄養価の高い野菜なんです。
今回は春菊の栄養素やそれらが持つ効果、春菊を美味しく食べることができる簡単レシピを紹介します。

春菊ってどんな野菜?

春菊

春菊とはキク科に属する野菜で関西地方では「きくな」と呼ばれることもあります。
春菊の旬は11〜3月ごろまでで、鍋料理で活躍するように、秋から冬の期間が美味しい時期の野菜です。最近では春菊の独特なクセを生かして、パスタや肉料理の付け合わせなどにも用いられるようになってきました。

また春菊には茎が長く香りがマイルドなスティック春菊や、歯が大きく肉厚でアクが少なく香りが控えめな大葉春菊などの品種があり、サラダとしても美味しく食べることができます。

春菊に含まれる栄養素って?

春菊
春菊は緑黄色野菜の1つで、カロテンを非常に多く含んでいます。その含有量は一般的に栄養価が高いとされるほうれん草やケールなどより多いです。
またカルシウムやマグネシウム、リン、鉄分、カリウムなどのミネラルのほかビタミンKや葉酸も多く含まれています。

春菊の栄養素から期待できる効果

春菊

春菊に含まれている栄養素から得られる主な効果を、いくつかご紹介します。

骨を丈夫にする、骨形成

春菊に含まれるカルシウムやリン、ビタミンKは骨形成に関与する大事な栄養素です。特にカルシウムとリンは骨や歯の主成分となるので、骨粗鬆症などの予防につながる可能性も期待できます。
ビタミンKはカルシウムの代謝に関与し、骨からカルシウムが溶出するのを防ぐ働きがあります。

むくみ、高血圧予防

春菊に含まれるカリウムは体内の余分なナトリウムを排出し、体内の水分バランスを調節する働きがあります。そのためむくみや高血圧予防にも効果的です。

貧血予防

春菊にも多く含まれている鉄分は、体内の各機関に酸素を運搬するヘモグロビンの構成成分となります。鉄分が欠乏すると体に酸欠状態が起き、貧血といった症状を引き起こしてしまいます。
また春菊には葉酸も多く含まれています。葉酸は新しい赤血球を作るために必要な栄養素で、不足すると正常な背血球が作れず、悪性貧血につながることもあります。春菊に多く含まれている鉄分や葉酸から、貧血予防効果が期待できます。

胃腸機能活発化

春菊の香り成分であるαピネンやペリルアルデヒドという成分は、自律神経に作用して食欲増進を促したり、胃腸を活発化させて咳や痰を鎮める効果があると言われています。春菊の香りにも、栄養成分が含まれているのですね。

免疫力強化、生活習慣病予防

春菊に多く含まれるカロテンは強い抗酸化作用を持っているため、体内の老化防止や免疫力強化、生活習慣病予防に効果を発揮します。
また必要に応じてビタミンAに変換されることで目の健康維持、皮膚や粘膜の上皮細胞の形成に関与する働きがあります。茹でることでカロテンの吸収率が上がるので調理法も工夫しましょう。

春菊を使ったおすすめレシピ

香りの強い春菊ですが、骨形成などに関わる成分など子供にも摂取してほしい栄養素が多く含まれています。
そこで今回は子供も美味しく食べられる春菊のレシピを紹介します。

春菊と桜えびのかき揚げ

    材料
  • 春菊…1束
  • 桜えび…30g
    (衣)
  • 小麦粉…2/3カップ
  • 卵…1個
  • 冷水…1/2カップ
  • 揚げ油…適量
    作り方
  1. 春菊は葉先を摘んでおく。
  2. ボウルで衣の材料を合わせ、①と桜えびを加えてよく混ぜ合わせる。
  3. 揚げ油を170℃に熱し、②をスプーンなどですくって入れ、カラリと揚げる。

オーガニック野菜でもっと美味しく食べよう

春菊

春菊には豊富なカロテンが含まれていますが、それでなくともオーガニック野菜は慣行野菜と比べて抗酸化作用が強いと言われています。
農薬をほとんど使わない分、自分自身で外敵から身を守るため自然と抗酸化作用が高くなるのです。安心安全で、抗酸化作用がさらにパワーアップしたオーガニックの春菊を食べてみてはいかがでしょうか。